【ベスト16】
ベスト16の対局者は、鳳凰位の3連覇、日本オープンのタイトルを
獲ったS級ライセンス 阿部プロ。
前日の懇親会で『 明日は頑張りましょう 』と握手して別れたが
今日は実際に対局するということもあって、
昨日の様な雰囲気はなく、ちょっとピリピリした感じがあった
私はベスト16を戦える、とりあえず前年の伊井プロ、岡村さんの
記録に並べたことで、到底勝てる様な相手でもなく、
この時点ではすごく満足していました
勿論、出来る限りのベストは尽くしますけどね。
牌姿はあまり覚えてないんです
でも、今大会の13半荘の中で自分の中でファインプレーといえる
局が2局あり、それがベスト32での6000オールと
ベスト16での3戦目です。
【ベスト16 1戦目】
47900点持ちの1位 ということで +32.9
阿部プロ : 21900点持ちの3位 ▲13.1
谷井プロ : 29200点持ちの2位 +4.2
須藤プロ : 21000点持ちの4位 ▲24.0
【ベスト16 2戦目】
36700点持ちの2位 ということで +11.7
阿部プロ : 9600点持ちの4位 ▲35.4
谷井プロ : 48700点持ちの1位 +33.7
須藤プロ : 25000点持ちの3位 ▲10.0
1、2戦のトータル
阿部プロ : ▲48.5
谷井プロ : +37.9
須藤プロ : ▲34.0
岩村 : +44.6
完全に上下2人が分かれる、トーナメント戦では理想的な展開
これで、最終戦、小さ目のラスでも準決勝に進める様な
感じになってきました。
【ベスト16 3戦目】 須藤プロ-阿部プロ-谷井プロ-岩村
並びもいい。 谷井プロの思いも同じだから、南2局までが勝負
さきほど書いたファインプレーの一つがこれ。
東1局だか、南1局だか、須藤プロが東家で 二-五 のテンパイ。
タンピンドラ1の出アガリ5800点。三が三枚きれているという状況。
結局、流局となるんだけど、須藤プロがリーチしていなかったのは
テンパイが終盤だったからだと思う。
普通は負けているから、リーチとくるはずだから。
どこでテンパイなのか? わかっていなかった
で、こういう状況なんだけど
私はここはあまり積極的にアガろうとは思っておらず
アガルことも出来るけど、受けも効く形を想定して、
手作りをしていた。
ここでアガルことも出来るし、受けも効くというのは
例えば、シュンツに一枚がくっついて、雀頭も兼ねている形。
2234 みたいな。
実際、そういう形でテンパイが組めて、終盤ツモった ① を
残し、2234 から一枚外した (実際の牌姿は忘れました)。
そこにツモったのが 二
三が三枚見えているんだけど、違和感があり、①を切って
二タンキの役無しテンパイを組んだ。
実際に流局して、須藤プロの手牌を見た時に
結果論ではあるけど、間違ってなかったと思った。
南2局も終わり、南3局は私が谷井プロから
8000点を和了し、南4局は私も谷井プロもノーテンで終了しました。
阿部プロ : 37000点持ちの1位 +22.0
谷井プロ : 14700点持ちの4位 ▲30.3
須藤プロ : 36100点持ちの2位 +11.1
岩村 : 32200点持ちの3位 ▲2.8
トータル
阿部プロ : ▲26.5
谷井プロ : +7.6
須藤プロ : ▲22.9
岩村 : +41.8
これまた、卓内1位で準決勝進出となりました
ベスト32もベスト16もフリコミがなく、最初に得たアドバンテージを
必死に守っています