君を連れ出す | As lagrimas que a lua derramou~月が零した涙

As lagrimas que a lua derramou~月が零した涙

版権作品にオリジナル人物を入れての二次創作小説を載せてます。
『遙か』シリーズが中心です

君とキスしたい



僕はここにいるから



君に触れたい



僕は見つめている



君を奪いたい



僕は君に心を奪われているから








「あれ?弁慶・・・どうしたの?」


「いいえ・・ちょっと疲れたので、休憩中なだけですよ」


「そう・・・。働きすぎは身体に毒よ」


「・・・・肝に銘じます・・・」



あなたは優しく僕に触れて

僕に暖かな笑顔を添えて僕を癒してくれる・・・



「弁慶・・?」



「僕の腕の中で・・君が・・・」



抱き寄せた僕に、不思議そうな顔を見せながらも

抵抗一つもしない君が愛しくて・・そして憎らしい・・・



「私の命はあなたのものよ」



「咲弥・・・さん・・・?」



「あなたの腕の中なら、このまま消えても構わない」



君の告白に、驚きを隠せない。



「あなたに触れてもいい?」



「・・・・・僕が嫌だと言うと思いますか?」



「ふふ・・・・ねえ・・・このまま・・・溶けてしまおうか・・・?」
















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あとがき

夢の中で弁慶さんとこんなやり取りをしちゃって

思わず書いちゃいました(〃∇〃)ぐふふ・・

夢って不思議ですよね~~

だって、唇の感触もあったんですよ~。

↑寝ぼけているの?A=´、`=)ゞ