--------------
歌会について
--------------
まひる野には全国に支部があり、各地で歌会が開催されています。
毎月開催されている支部、隔月で開催されている支部、その他不定期で開催されている支部があります。
事前に短歌を提出し、互選ののち批評し合う形式、「まひる野」掲載の短歌から批評してもらいたい歌を申し出て評を受ける形式などが一般的です。
活動内容は「まひる野」誌の〈会報・支部だより〉で報告されています。
1月号~5月号に活動報告のある支部は以下の通りです。その日の参加者は目安にしてください。
北海道支部(6名)
ひろさき金曜会(10名)
青森十和田会〈10名〉
岩手支部(9名)
いわきサークル〈6名〉
仙台支部(6名)
水戸支部〈19名〉
富山支部〈11名〉
ゆべし会〈旧高岡支部〉(7名)
群馬支部(5名)
川越支部(9名)
習志野支部(12名)
千葉・泉のほとり会(9名)
千葉・みさき短歌会(10名)
東京歌会(30名)
木耀会(6名)
田無短歌会(8名)
相模サークル(9名)
あふりの会(厚木)(13名)
鎌倉支部(23名)
名古屋支部(12名)
近畿支部(17名)
報告は事後報告ですので、近々の日程は各支部に問い合わせる必要があります。
支部によって人数も6~7名から30名ほどまで幅があり、内容も様々です。
基本的に結社内の歌会ですので、平均年齢も高く、丁々発止の論議というよりどのようにすれば一首にもっと力を持たせられるかを皆で話し合う形です。
意気盛んな新人による意見は大歓迎します。
互いの短歌について、他者がどのように受け取ったかを謙虚に受け止め、創作に活かしていくとともに、短歌を「詠む」だけでなく「読む」ことができるように目指します。
以下、個人的なおすすめ歌会を紹介します。
①名古屋歌会
島田修三が中心になっています。
奇数月日曜日に愛知県芸術文化センターの最上階、アートスペースで行われます。
島田修三をはじめ、高橋啓介、加藤孝男、小林峯夫、広坂早苗など広く歌壇を見渡せる歌人が多く参加し、また、木部海帆、佐藤華保理、山川藍、立花開など若い世代も参加します。
歌会は、二か月分の「まひる野」の中から批評してもらいたい歌一首を自選し、その歌を円状に着席した隣の人が第一批評をします。右回りか左回りかはランダムです。
その後別の評を募り、または司会(島田)による指名による批評をします。
最後に島田によるまとめと、推敲例が示されます。具体的な技術を学ぶことができます。
*通常20名程度ですが、育児や仕事などで忙しい世代が多いため、時としてガラガラな時があります。
また、タイミングによって30名を超え、批評が駆け足になるときもあります。
見学を希望される方は事前にご連絡ください。mahirunokai2010@gmail.com
②鎌倉歌会
大下一真が中心になっています。
偶数月の平日に鎌倉瑞泉寺内で行われます。
「まひる野」掲載の短歌を批評しますが、ひと月分の掲載歌全首を批評する形式です。
司会(大下)より第一評者の指名があります。司会とまとめも大下によります。
批評が当たるととても大変ですが、一連を読むことで見えてくる繋がりを読み解くことができます。
古刹の座敷でお抹茶がいただけます。
基本的に結社内の歌会ですので、入会を検討されている方の見学は歓迎ですが瑞泉寺見学の一環としての歌会参加はご遠慮ください。
全首評という特徴のため、参加希望者は会員非会員を問わず事前に連絡が必要です。
③東京歌会
今井恵子が中心になっています。
毎月第三日曜日に新宿の家庭会館会議室で開催されます。(今年度は日程がランダムですのでご確認ください。)
まひる野は首都圏の会員が多いため、毎回かなり多くの参加者があります。
そのため歌会は駆け足にならざるを得ず、終了後近くの喫茶店で有志による懇談会があります。
歌会は、「まひる野」掲載歌から一首を自選し、座席順で二名ずつ批評します。その後別の評を募り、今井恵子のまとめと作者による自解をします。
平均年齢は高めで、自解が長くなることがありますが、意図したことがどのようにすれば伝わるかを学ぶ場でもあります。今井の評は実践的で、技術を学ぶことができます。
※首都圏在住のマチエール欄所属歌人はとても多忙なため、不本意ながらなかなか歌会に参加できずにいます。
もし、20代30代など若い世代の方で、近い世代の話が聞きたい場合は、必ずご連絡ください。
④北海道支部
昨年誕生した新しい支部です。今は不定期開催ですが、矢澤保、北山あさひ、小原和など新進気鋭の粒ぞろいのメンバーが意欲に燃えています。
お近くの歌会を見学したい方は是非お問い合わせください。mahirunokai2010@gmail.com
※名古屋歌会・東京歌会などでは見学者も一緒に短歌を批評します。また、見学者の短歌も批評しますので、自信作一首をお持ちください。
見学のみの参加も歓迎です。