こんばんは。

 

9月17日に、にゃーこのりくが逝ってから、

1ヵ月経ちました。

 

はやいですね。

 

 

 

9月17日の夜、市の」斎場にある「小動物火葬」施設に、

予約の電話を入れました。

 

ペットが死んだときどうしたらいいのか、

ネットで調べて、そこを知ったのですけどね。

 

予約は、1日に4件まで、ということで、

いちばん早くて20日になる、ということでした。

その日は夫が休みなので、一番早い時間を予約。

 

りくの周りには保冷剤を入れておきました。

・・・ジョンを抱っこしたりくは、眠ってるみたいでしたけどね。

 

当日。

りくを寝かせていた薄いクッションとバスタオルを取り、

白い布でりくを覆いました。

ジョンも一緒です。

ふたを閉めて、夫の車で斎場まで行きました。

 

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職員の方から説明を受けて、申込書にサインをし、

書類ができるまで少し待って・・・火葬の時間になりました。

 

骨壺も購入できるということで、お願いしました。

「骨格がしっかりしてるので」と、

ちょうどいい大きさを選んでいただきました。

それより小さいと「ちょっと整えないと入らないかと」と。

思ってたより大きいものになりましたが、

目の前でお骨を押し込まれるのは忍びなくて・・・。

余裕がある方がいいかな、と。

 

 

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最期のお別れです。

白い布を捲って、りくを撫でて・・・「りく、今までありがとうね」

「小さいぬいぐるみは大丈夫ですよね」と聞いたら、

「大丈夫ですよ」と。

よかった。

ジョン、りくと一緒に行ってあげてね。

りくは、うちに来てから一度も外に出たことがないので、

(キャリーで病院に行って帰るだけ)

きっと戸惑うと思うから。

 

待合室で1時間弱、ぼそぼそと夫と話しながら待ちました。

 

↑の部屋から物音がして、終わったようです。

それからちょっと待って、呼ばれました。

 

台の上に、お骨がきれいに並べられてありました。

頭・体・脚・しっぽ。

大好きだった、長くて真っすぐなしっぽも、

小さい骨をきれいに並べて下さって。

・・・その心遣いが有難かったです。

 

人の火葬の時と同じですね。

夫と二人で、お箸で骨壺に入れました。

喉仏の説明も・・・。

猫もやはり、仏様が座って合掌している形なのです。

完全な形で残ってました。

 

なんとなく、一区切りがついた・・・そんな気持ちでした。

車の中では、特に会話もなくラジオを聴いていたのですが、

ちょうど聞いていた番組のゲストが、

夏川りみさんで、1曲目に「涙そうそう」が流れたのです。

 

・・・もうダメでした。

この曲、何でもないときに聴いても泣けてしまうのに、

なんで今なんだあ~と思いながら、

涙が止まりませんでした。

 

 

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何日かして。

ケージ(後ろにちょっと写ってますが)は3段の大きなもので、

高さもあります。

今もリビングにそのまま置いてあるのですが。

 

夫がある日、

「四十九日までは、この辺にいるっていうから、

それが過ぎるまで、ケージはこのまま置いておこう。

その後は、これはりくのケージだから、処分する。

もし、また猫を飼うときは、新しく買えばいい」

 

ペットを亡くすと、もう飼えないという方が多いです。

妹も、辛すぎたのでもう飼いたいとは思わないといいます。

私は…それでもやっぱりいつかまた飼いたい気持ちがあります。

でも、「もう飼ってはダメ」と言われると思ってたので、

(りくを飼うときに最後まで反対してたのが夫でしたので)

この言葉は意外でした。

 

まだまだ、何の予定もない、先の話ではありますけどね。

 

病院でりくが暴れた時についた、

左手のひっかき傷が、少しずつ薄れてきて、

それもまた、少し寂しい今日この頃です。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

 

まひる