名倉潤さんの報道を聞いて。

 

名倉潤さんの報道が、他人事とは思えませんでした。

一度だけ、新高輪プリンスで、

ご家族とご一緒にいらしたのを

お見かけしたことがあります。

 

さて、私も、

12-3年ほど前、頚椎の椎間板ヘルニアになり、

耐えきれないほどの激痛を約2年間味わいました。

 

頸は、常に何かで支えないとキープできない状態。

頸が定まっていない赤ちゃんのような状態にも近いかもです。

自宅にある椅子は、

頭がつけられて、支えられるものにしました。

 

頸から左肩、左腕、左上半身、あまりの痛さで外に出られない。

軽症の腰椎ヘルニアは、右半身に痛みを与えます。

 

とにかく、頸が曲げられない。

打ち合わせをする際には、

相手の方に正面に座っていただいて、

自分は壁側に座り、

頭をずっと壁に押し当てたまま打ち合わせ。

何をしていても激痛が続く。

寝ている時も。

 

このころの私は、仕事が激務で、

寝る時間がない時間が続いていました。

また、様々なストレスも覆いかぶさっていたのです。

それが、ヘルニアになった原因だと。

 

とにかく、あの激しい痛みは、人に言っても伝わらない。

この激痛が一生続くのならば、死んでしまったほうがまし、

と思ってしまうほどの激痛なのです。

 

医師から手術の話もいただきましたが、

万が一、失敗したら、

と思うと、怖くて手術ができませんでした。

 

と、自分の話ばかりになってしまったが、

何となく、ヘルニアから鬱になるのが理解できたので

書いてみました。

 

様々な病気に悩む方々は多いです。

このとき思ったことは、

お金も仕事もいらない、

とにかく健康が欲しい、

痛みがなくなって欲しい、

そのことばかり、考えていました。

 

皆さまのご自愛を心からお祈りいたします。

 

宇月田麻裕