競走馬 オグリキャップを支えた人たち NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」

ただ、ひたすら前へ。

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http://www.nhk.or.jp/professional/2017/0213/index.html

 

2/13に放送されました「オグリキャップ」 ただ、ひたすら前へ

 

この放送を見て、改めて、

オグリの身体能力の高さ、

気持ちの強さが伝わってきました。

日ごろは大人しい子なのに、

ゲートに入る直前に見せるあの武者震い、

レースへの気合を、自分でスイッチを入れられるところは、物凄く賢いです。

すべてが備わった馬だったのですね。

 

地方競馬から、中央に上り詰めたオグリ。

感動を与えてくれる馬でした。

オグリの子を絶やさないようにと、

努力されている牧場の方々。

これを続けるのに、どれだけの費用がかかることか。

オグリを思う、その気持ちにも感じました。

 

そして、この子を支えた人たち、馬主さんの思い、調教師さんの思い・・・。

この番組のすべてに感動です。

 

NHKオンデマンドさんで、見られますので、馬好きなかたは、見る価値ありです馬

http://www.nhk-ondemand.jp/program/P200800006600000/index.html?

 

特別企画 2017年2月13日放送

ただ、ひたすら前へ 競走馬・オグリキャップ

格差を越えて、走れ

 

 

競走馬は、優秀な戦績を残している血統から生まれているかどうかで、その価値は大きく左右される。血統が良ければ、取引額も高く、大きな期待が寄せられる。一方、血統が悪ければ、・・・いうまでもない。競走馬は、血統が圧倒的にものを言う、厳しい“格差社会”で生きている。オグリキャップは、父親の競走成績が優れていなかったため、“二流の血統”と評価されていた。そのため、30年前、岐阜の笠松競馬場でデビューしたとき、活躍を期待する人は、ほとんどいなかった。
しかし、馬主の小栗孝一は、オグリキャップに自分の人生を重ね合わせ、期待を寄せていた。貧しい家庭に生まれ、幼くして叔母の家に養子に出された孝一。「恵まれない環境に負けてたまるか」と、自ら事業を興し、ガスバーナーの製造販売などで成功した。馬主となった孝一は、たとえ血統が良くなくても、きゅう舎を毎日訪ねるなど、家族の一員として馬に愛情を注いだ。馬に託した願いはただひとつ。「“血統”という格差を乗り越えて、走ってほしい」

 

 

“負けたくない”という意地

オグリキャップの可能性にいち早く気付いたのが、笠松競馬時代の調教師だった鷲見昌勇だった。