こんばんは。
真央啓花です。
空気がほんのり湿ってきて、乾燥肌の私には過ごしやすい季節です。
さて、今日のお話は「会社を無断欠勤しようとしている貴方様へ」です。
無断欠勤する前にやっておいたほうが良いことをお伝えしておきます。
毎日毎日、出勤の準備、通勤、就業、サービス残業……などなど
一日の半分以上の時間を会社の為に当てて、さらには結果の優劣をつけられて、やり方を隅々まで注意され、
ひと月に一度やってくるお給料では驚きの額が税金で引かれ、
お家にお金を入れた後、もろもろの必要品を買い求め、
疲れたから少し贅沢したら月末近くにお金が無くなり、
TVを見ていたら税金の使われ方に疑問を感じるニュースが流れ始め、
翌日会社に行ったら先輩から、
「今年の夏はボーナスが出ないって噂だから、大きな買い物はしちゃだめだよ。たぶん冬も出ない…」と耳打ちされ…
あぁ…すみません、つい自分の新人時代を回想してしまいました。
景気が回復したり落ち込んだりした時期の新入社員だったので、
雇用の不安定さやボーナスカットをもろに受けた時代でした。
大変な時代だったなぁ…。
さて、話を戻しまして、
今、無断欠勤をしようとしている貴方様、
無断欠勤する前にやることがあります。
ぜひ試してみてから、無断欠勤するか考えてくださいね。
まず一つ目。
「会社に行きたくない理由を人事部に伝えましょう」
貴方様が関わっている上司や同僚は、貴方様が会社に行きたくないと思っていることは感じています。
言い換えれば、貴方様が関わっている上司と同僚ぐらいしか、貴方様がストレスを抱えている事実を知りません。
伝えましょう。貴方様が行きたくない理由。
先輩の悪口を言う必要はありません。
行きたくない理由を述べればいいのです。
「仕事でミスをしてしまうと、怒鳴られてしまい、会社に行くのが恐くなった」
「仕事でミスをすると、どうしてミスをしたのか問い詰められて、すみません以外に答えられなくて、会社に行く氣が起きなくなってしまった」
「問題が起きたり注意されると、どういう態度をとったらいいのか分からず、ヘラヘラしてしまいものすごく叱られた。会社に行きづらい」
などなど、どんな事が起きて、どう感じているのかを伝えればいいのです。
やること２つ目。
「人事部に伝えた内容をもとに、自分の改善ポイントを探しましょう」
貴方様に理由があるのと同じで、上司や先輩にも理由があります。
「怒鳴る理由は何度も同じ間違いをするから」
「どうしてなのか？と問い詰めるのは、ミスをしないようにする姿勢が見られないから」
「態度や表情、言葉使いがその場に合っていないから叱った」
相手の理由から、自分の改善ポイントが分かります。
「だって…」という言い訳を言いたくなるかもしれませんが、
ここはひとまず言い訳は置いておいて、ポイントを探しましょう。
文字にすると、両者の意見は、どちらもごもっともなんです。
ただ、お互い「どうしてなのか」という理由をつけないので話が通じないのです。
この「どうしてなのか」という理由をお互い上手に伝えられなくなったので、
「理由」の伝達係を人事部が行うわけです。
一番目の「人事部に伝える」は重要なんです。
伝えましょう。
あと、最後にやることをお伝えします。
「掲げた改善ポイントは、治しましょう」
努力する…ではありません。
治すのです。
上司や先輩が変わったと感じる程に治すのです。
「同じ間違いが無くなった」
「ミスをしない工夫がみられる」
「姿勢、態度、言葉使い、表情、身だしなみが誰から見ても不快に感じない」
ここで、治せない、治さなきゃいけない理由が分からないという方、
貴方様の時間を会社はお金を払って買っています。
会社(上司、同僚)が求める結果を、出せない！出したくない！と言うことでしたら
貴方様の時間を買う理由が無くなります。
契約終了！と言う結果です。
貴方様が「できる事」を時間で買ってくれる会社を他に見つけましょう。
何度もミスをしても怒られない職場、
どうしていいか分からないから適当にしても怒られない職場、なんてあるわけありません。
一度、全力で治してみましょう。
試してから辞めてもいいのではないでしょうか？
すぐには結果が出ないかもしれませんが、
上司の恫喝も氣にならなくなってきたとか、
問い詰められても、どうしてなのか自分で分析できるようになったから答えられるとか、
先輩の言っていることから、少し先の事を予測できるようになってきたとか、
ひょんな事から上司が移動になったとか、
成績が少しずつ上がってきたとか、
変化はものすごく些細なところから起こるので氣がつきにくいのですが
何かしらの変化が生まれたら、治す努力が実り始めているということです。
辞めてはいけません。努力を止めてもいけません。
継続しましょう。
あと、補足ですが
職場で
暴力を振るわれている
(例：あいさつ代わりに頭をどつく)
嫌がらせやいじめを受けている
(例：盗難、盗撮、仕事でミスをするようにしむけられる)
何かを強制的に買わされている
(例：販売ノルマに達しなかった品物など)
現実的に不可能な昇進や移動をちらつかされている
(例：業界未経験で数ヶ月も経たないのに役職につかされる)
(例：引っ越しはできないと伝えているのに、通えない距離の職場へ移動させられそう)
という扱いを受けている方は、速やかに退職しましょう。
あきらかにおかしな人間達が何年も就職している会社は、人事部が機能していない可能性があります。
逃げましょう。
貴重な時間と運氣が無駄に消費されてしまいます。
仮病を使ってでも休んでハローワークに行きましょう。
貴方様にマッチした新しい職場を紹介され、
退職・転職時に必要な各種手続き、
無職の期間に経済的に困らないようにする助成金についてなど
なんでも教えてくれます。
ハローワークは国が所管しているので無料です。今こそ貴方様が払った税金の恩恵を受けてもいい時です。
さらに、「こころの耳」や「法テラス」などの労働問題に関する相談を受けてくれる所も調べて相談しておきましょう。
事前知識や正しい知識は身を守ります。
貴方様の人生が少しでも楽しいものになることを願います。
では、また次のブログでお会いしましょう。
私、真央啓花は護符作製師です。
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