宣伝で広告を出したり、拡散をしてもらうように働きかけるという概念が以前までは一般的な方法でした。しかし近年、そのあり方は変わりつつあります。

 

 

 

ただ能動的な宣伝だけでは今の時代、ほとんどの事業が遅れを取ってしまいます。

なぜかというと、これからは受動的な宣伝を能動的に働きかける必要がある。簡単に言えば客にただで拡散してもらうということを視野に入れなければ宣伝競走で劣ってしまうからです。

 

 

 

 

 

心理学歴10年、まひろと申します。

 

僕の記事では心理学とビジネスの融合を図るべく、10年間心理学を勉強することによって作り上げた「自然の法則」をもとにビジネスメソッドの発案をしています。

 

 

まず今回の記事を書く前に何が変わったのかを昔と現在の環境の比較から入りたいと思います。

 

 

 

まだインターネットの普及が充分にされていなかった2015年ぐらいまでは、一般的に人々が情報収集として活用していたのがテレビやラジオなどの公共電波や雑誌が大きな割合を占めていました。

 

 

 

 

もちろんその時代にYouTubeやツイッターなどのアプリはありましたが、まだまだテレビやラジオや雑誌の方が大きな情報拡散力がありました。

 

 

 

だからその当時は、広告を張り出したり、雑誌に載せてもらったり、テレビの取材を受けたりなどが大きな宣伝になりました。

 

 

 

それがここ5年で大きく変化しましたよね。

 

 

 

 

今情報拡散力があるのは公共電波や雑誌でもなくインターネットです。それはTwitterやInstagramやfacebookやtiktok、飲食なら食べログ、旅館やホテルならじゃらんなど。

 

 

 

 

もちろんご年配の方々(具体的には50歳~)を対象客にしようと思えば公共電波などはまだまだ大きな力を持ちますが、それ以下の人々をターゲットにしようと思えばほとんどの業種がもうその方法では追いつかない。

 

 

 

だから最近は多くの店舗や個人事業主がsnsのアカウントを持って自ら宣伝したり、影響力がある人間に宣伝をしてもらうという手法が多いです。

 

 

 

しかし、目をつけるところはそこではないです。ある種それらの宣伝方法は、以前までの宣伝方法を置き換えただけにすぎないからです。

 

 

 

本当にこの時代の変化(snsの発達)の目をつけるべきは

 

 

 

客の一人一人が大小あれど情報拡散力すなわち宣伝力を持ったということ

 

 

それは宣伝方法に大きな影響を与えます。

 

 

なぜそれが大きな宣伝効果を生むのかというとバンドワゴン効果とウィンザー効果いう心理を刺激するからです。

 

 

バンドワゴン効果・・・多くの選択をされている選択肢に、さらにより多くの選択が集まる現象
ウィンザー効果・・・第三者からの評価が信憑性や信頼性が増す現象

 

 

 

この事実からも、自分から「この商品は良いですよ!」と宣伝するよりも、第三者が「この商品めっちゃよかった〜」と投稿する方が宣伝効率が高いです。

 

 

 

 

それが時代の変化で利用可能の現実になりました。ならやらない手はないでしょう。

 

 

 

だから冒頭でも書きましたが「自分で宣伝する・宣伝してもらうように働きかける」のではもうすでに時代に遅れてしまっています!

 

 

 

時代に遅れるということは滅びるということです。これは自然の法則のうちの1つです。

 

 

 

ではどうすればいいのかというと、客のsnsの投稿欲を刺激すればいいということです。

 

 

投稿欲・・・体験した出来事をsnsに投稿したくなる心理。(便宜上僕がこの言葉を作りました)

 

 

 

投稿欲とは自己顕示欲を満たすや自己表現や自己肯定感を高めるや話題共有のため。基本的にほとんどの人間が自分の価値を高めたり、自分を表現したり、会話のネタにするため、すなわち自分のためにしている人がほとんどです。

 

 

 

 

だから要するに、客に宣伝してもらうためにはそれをこっち側の人間が客自身の価値を高めてあげれば良いということです。

 

 

 

 

その方法は自然の法則を参考にすればもっと詳しくわかります。

 

 

 

 

人間が基本的に魅力的だと感じるものには4つの共通点があります。

 

 

 

1つ目が、自分の価値を高めるもの

 

 

2つ目が、人間関係を豊かにするもの

 

 

3つ目が、本当に実用的なもの

 

 

4つ目が、希少価値が高いもの

 

 

 

この4つの1つ1つが大きな力を持っていて、どれもが客の投稿欲をそそります。

 

 

 

インスタでしょうもないご飯をわざわざあげる人なんかいないですよね。なんか特徴があったり、パフォーマンスがあったり、自分で作ったものだったり、値段が高かったりするものがほとんどではないですか?

 

 

 

 

なぜかというと、それらの投稿はこの4つの共通点を満たすものだからです。

 

 

 

 

 

逆に僕たち経営側がやることは、悪く言えばそれを逆手にとって投稿欲を煽るということです。

 

 

 

 

例えば、絶対やれば当たるのになぜか飲食店で未だに見ないのですが、「一定確率で出るサービス」をすれば客の投稿欲を大きくそそることができます。

 

 

 

 

具体的に書くなら、おしゃれパンケーキ店をしているとします。

 

 

 

 

普通は丸いパンケーキが出て来るのですが、100回に一度ハート形のパンケーキが出てくるという噂がある店があれば、そこに自然の法則の「自分の価値を高める」「人間関係を豊かにする」「希少価値が高い」の3つの強力な要素が入ります。

 

 

 

 

 

解説をすると、まずは100回に一度という「希少価値」と単純に会話の話題になりますから「人間関係を豊かにする」、おしゃれパンケーキという存在は今の時代では「自分の価値を高める」ものでもあり「人間関係を豊かにする」ものでもあります。

 

 

 

 

まあそんなものが出てくれば、確実にほとんどの人がsnsに投稿するだなんて誰が考えてもわかることですよね。パンケーキに興味がない僕でもうっかり自撮りピースで投稿しかねません。

 

 

 

 

このように単純に考えて、パンケーキをハート型にしただけで大きな宣伝効果が得られます。

 

 

 

 

もしこの記事を見てくださっている飲食関係の方がいらっしゃったなら1ヶ月お試しでも良いので是非やってみてください。

 

 

 

 

パンケーキだけでなくワッフルとかにもそのままこの方法は応用できますので。

 

 

 

 

他にも、おしゃれな店ならカップルで来店の客にチェキ1枚無料撮影・snsにタグつけ投稿で割引orサービス・自社ブランド品を店舗に持参(ヴィトンの店舗にヴィトンのTシャツで行くなど)でサービスor割引などなど客の投稿欲をそそる方法はたくさんありますよね。

 

 

 

 

僕が挙げた案を参考にしていただいても構わないですし、自分で新しく考えてみてもいいと思いますが、今回の記事では客の投稿欲を煽り宣伝効果を生む重要性を書きました。

 

 

 

より多くの人にこの記事が伝わればなと思います。

 

 

 

それでは、あなたの人生がより豊かになる様に僕は心の底から応援しています。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。