自分の好きなことをして自分らしく生きていきたいと思い
少しずつ活動を始めたところですが、
平日は、まだ会社に勤めています。
会社ではそれなりにやりがいのある仕事をし、
上司をはじめ人間関係にも恵まれ、
子育てと両立しやすい制度も整っていて とても働きやすい環境です。
ものすごく満たされてるわけではないけど、すごく不満というわけでもない日々。
私はこういう人生を送るためにがんばって来たんだっけ?
微かな違和感はありながらも、こうして定年まで勤めるんだろうなぁ、と思っていました。
そんな私が
もう一度「自分が本当に望む生き方をしよう」と決めたのは2014年のことです。
2014年の10月、高校時代からの親友と一緒に宮崎県の高千穂に行きました。
春先に高千穂峡の真名井の滝の写真を初めて見た時、
あれ、なんで私ここにまだ行ってないんだろう?
と感じ、理由は分からないけどどうしても行きたくて計画した旅でした。
行くと何かが変わりそうな予感、でも何も起こらないかもしれないから あまり期待を大きく持ち過ぎずにいよう、
そう思い、ドキドキしながら到着した高千穂峡。
小さな橋の上を歩きながら
真名井の滝が視界に入った瞬間、
私は動けなくなりました。
身体の奥が熱くなり
涙が後から後からこみ上げて来て
もっと近くで見たいのに、身体が動かない。
2分くらい、そんな状態が続いたでしょうか。
それは初めて「魂が震える」のを強烈に感じた体験でした。
そしてはっきり思い出したんです。
私は、半分眠っているような生活をするために生まれて来たんじゃない。
生活費を稼ぐために生きているんじゃない。
こんな風に 魂が震える瞬間を経験するために生まれて来たんだ、って。
目が覚めた思いでした。
そして、これからは
本当にやりたいことをやり、
行きたいところに行き、
会いたい人に会いに行こう
そう決めたのです。
そして、その日から少しずつ、
本当の自分を思い出して行きました。