みんな本当は気づいてるはず。
突然生まれて、なぜ生きているかなんてわからないはずで、そんな中、教育を受けて、お金をたくさん持って、安定した仕事や家庭を持てば「幸せ」だなんて嘘だって。
何が本当の「幸せ」か定義できず、臆病になって当たり障りのないことをやっても仕方がないと、私は思う。
効果測定が可能であることとか、論理的であることは大事だとは思う。
でも本当は、そんなものいらないくらい、切実なことがしたい。
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向田麻衣さんの著者
「“美しい瞬間”を生きる」の一節。
麻衣さんは人身売買などで傷ついたネパールの少女たちに「お化粧」を通して
彼女達が自尊心を取り戻し、前を向いて生きていけるようになるのを支援する、
という活動をしている女性。
（今はコスメプロジェクトではなく、現地の女性の経済的自立を支援する活動をしておられます）
自分の心の声から目をそらさずに
自分が信じることを丁寧に形にして来た人の言葉には力がある。
そして美しい。
読むたびに
私も自分に正直でいたい、
自分の信じる世界を選ぶ勇気を持ちたい、
そして自分にとっての“美しい瞬間”をたくさん重ねる人生にしよう
そう思わせてくれる本です。
あなたにとって “美しい瞬間” とは
どんな瞬間ですか？
