和泉市と泉大津市の間にある、国指定の 池上曽根遺跡公園 へ行ってきました。
弥生時代(2000年前)の遺跡が広範囲に渡って発見された場所で、
公園内には竪穴式住居などの建物が、7棟が復元されています。
右は大型掘立柱建物の、いずみの高殿。
屋根裏部分に入る事ができると思うのですか、何か補修工事中のようでした。
道具作りなどの作業用に使われた建物だそうです。
竪穴式住居は夏は涼しく、冬は暖かいらしいですね。
もう少し入り口が広くて、天井も高くて広かったら、テントで寝るより快適だと思います。
その後、池上曽根弥生学習館
へ。
展示ホールは、発掘当時の様子を再現しています。
直径2mの木をくりぬいた井戸もありました。
ガラスの上を歩くのが怖くて、何故か変な歩き方になってしまいます。。(笑)
学習館の中はこんな感じ。
壁に沢山ある引き出しを開けると、土器など色んなアイテムが隠されていました。
弥生時代の衣装を着て、弥生時代のものづくりをする事もできます。
腕輪やコースター、土笛、勾玉作りなど、300円で体験できます。
私達は勾玉と、土笛を作る事にしました。
ロウ石をキメの荒いヤスリで削るのですが、角がなくなるまで削るの大変でした。
仕上げは水にぬらし、キメの細かいヤスリで磨きます。
出来上がったまが玉。このカーブが大変でした。笛は本当に鳴ります。
その後、大阪府立弥生文化博物館
へ入りました。
橋本さんが、金の掛け方が異常だと言っていたけど、
それほど豪華って程でもないなーと思いました。
娘の学校の遠足からも外されましたが、閉園されるのかな??
藤井寺で発掘された、弥生犬(やよいいぬ)の海渡(カイト)くん。
弥生犬は食用として、弥生人が持ち込んだ犬ですが
カイト君は、家で大事に飼われていたそうです。
中央奥の右側が卑弥呼の住まいです。思った程大きくないように見えます。
女王卑弥呼の衣装と、一般の女性の衣服。
卑弥呼が女王になった時って、すでに若くなかったと思うんですが
このマネキンは、細くて背が高くて色白で、めちゃくちゃ綺麗です。
でも目が動いたら・・・と思ってしまって、ちょっと怖かったです。(笑)
男尊女卑の国(日本)に昔、女王がいたなんて凄い事だと思います。
昔は神に通じるのは女(巫女)だったんですね。
(古くから、聖なる場所は女人禁止)
私も神に通じるのは男より、女の方がふさわしい気がします。
卑弥呼の食事が再現されていました。
木の実とか食べてるイメージがあったんですが、玄米の炊き込みご飯なんてあるんですね。
他にもあわび、ショウサイフグの一夜干し、鯛の塩焼き等など美味しそうでした。
史跡公園は、JR信太山から徒歩15分、
車だと26号線の、池上遺跡前からすぐです。
池上曽根遺跡公園
大阪府和泉市池上町4-14-13
大阪府泉大津市千原町2-12-45
大阪府和泉市池上町4-8-27