「年間休日って何?」

 

「どの休暇が年間休日に含まれるの?」

 

「どれくらいの日数なら自分の希望と一致するのか。」

 

 

 

 

本記事ではこのような悩みや疑問に全てお答えします!

 

 

 

▼本記事の内容

  • 年間休日とは
  • 企業規模・業界ごとの特徴
  • 年間休日120日以上が理想な理由
  • 休日日数を増やす手段

 

 

▼本記事の執筆者

 

 

 

 

あなたは「自分の会社の年間休日」を聞かれて

パッと回答できますか?

 

求人票に年間休日が「120日」、「105日」など

色々な日数が記載。

 

年間休日数から私生活をイメージできますか?

 

休日日数がイメージ通りなら良いですが、

イメージと異なるとプライベートに悪影響を及ぼします。

 

 

家族との旅行、

子供のイベント参加、

実家への帰省など、

 

仕事でやりたいことが制限されます!

 

本記事では年間休日の基礎知識、

年間休日の多い業界について

 

法律にも触れながら

分かりやすくお伝えしますね!

 

 

 

▼本記事はこんな方へオススメ

  • 年間休日をきちんと理解したい方
  • 現職の会社の休みが少ないと感じている方

 

本記事をお読みいただければ

年間休日は120日以上必要とお分かりいただけます。

 

年間休日数を増やしたいなら、

有給取得 or 転職の2択。

 

自分が働いている会社の労働環境と

自身の働き方について振り返り、

 

希望を叶えるために行動し

ワークライフバランスを実現してくださいね!

 

 

 

▼参考ブログ(有料級の転職ノウハウ発信中!)

 

 

 

 

 

 

 

目次

 

 

  1. 年間休日とは
     
    • 労働基準法では年間休日105日が必要
    • 年間休日に含まない休日
       
  2. 企業規模・業界ごとの特徴
     
    • 年間休日平均は116.1日
    • 大手と中小企業で約9日も差が
    • 業界ごとの年間休日平均数
       
  3. 年間休日120日以上が理想な理由
     
  4. 休日日数を増やす手段
     
    • 有給休暇を取得する
    • 年間休日の多い企業へ転職する
       
  5. まとめ

 

 

 

年間休日とは

 

 

 

 

 

まずは年間休日についてお伝えします!

 

年間休日数とは会社が業務カレンダー上で定める休日。

会社ごとに異なります。

 

夏期休暇や年末年始休暇は会社が日数を含め「休日」

として就業規則で決めている場合、年間休日に含みます。

 

 

 

  • 労働基準法では年間休日105日が必要
  • 年間休日に含まない休日

 

 

 

 

  労働基準法では年間休日105日が必要

 

 

 

労働基準法で下記が定められています。

 

第三十五条 使用者は、労働者に対して、毎週少くとも一回の休日を与えなければならない。
第三十二条 使用者は、労働者に、休憩時間を除き一週間について四十時間を超えて、労働させてはならない。

 使用者は、一週間の各日については、労働者に、休憩時間を除き一日について八時間を超えて、労働させてはならない。

 

出所:労働基準法

 

 

労働基準法より下記条件を守っていればOKです!

 

 

  • 週に1回以上の休日
  • 年間休日が52日以上
  • 1日の労働時間が8時間以内
  • 週の労働時間が40時間以内

 

 

 

つまり、1年間が約52週なので

1日の労働時間を8時間とし、

 

労働時間ベースで考えた場合の

必要な年間休日は「105日」となります。

 

 

 

  • 52週×40時間=2,080時間→1年間の上限労働「時間」
  • 2,080時間÷8時間=260日→1年間の上限労働「日数」
  • 365日-260日=105日

 

 

 

では、上記4条件を破ると

違法かというとそうではありません。

 

使用者側と労働者側で

時間外労働協定[36協定]が結ばれていれば

週40時間以上を超えて働くことができます

 

 

 

 

  年間休日に含まない休日

 

年間休日に含まない休日が存在します。

 

それは

特別休暇[慶弔休暇,リフレッシュ休暇,育児休暇 等]

有給休暇です!

 

これらの休暇は

個人が自由に取得するか判断するため

年間休日の中には含みません。

 

 

 

 

 

企業規模・業界ごとの特徴

 

 

 

 

 

 

 

年間休日の平均や企業や業界に応じた特徴を

厚生労働省の調査データに基づいてお伝えします!

 

 

 

  • 年間休日平均は116.1日
  • 大手と中小企業で約9日もの差が
  • 業界ごとの年間休日平均数

 

 

 

  年間休日平均は116.1日

 

 

厚生労働省は毎年就労条件について実施しています。

 

令和2年1年間の年間休日総数の 〜(中略)〜 労働者1人平均は116.1日(令和2年調査116.0日)となっている。

 

出所:厚生労働省「令和3年就労条件総合調査の概況」

 

 

年間休日平均は「116.1日」

 

「土日祝がだいたいは休み」

というイメージですよ!

 

 

 

 

  大手と中小企業で約9日も差が

 

 

会社の規模と休日日数の関係性を見てみましょう!

 

 

 

 

大手と中小企業の年間休日平均

 

出所:厚生労働省「令和3年就労条件総合調査の概況」

 

 

 

 

会社の規模が大きいほど休日数が増え、

小さいほど少なくなります。

 

  • 従業員が1,000人以上の大企業:119.7日
  • 30人~99人の中小企業:110.4日

 

その差は約9日にもなります!

結構大きいですよね!

 

会社の規模に応じて

年間休日の平均日数は大きく変わります。

 

 

 

会社の規模が大きくなると、

従業員の分業体制が確立され、

個人として休日が取りやすくなります。

 

また規模や成長維持の観点から

良い人材を確保するため、

 

休日数を多く設定し

良い労働条件を提示しています。

 

 

中小企業は、

従業員1名あたりの仕事が広範囲で忙しいため

休みを取りにくいです。

 

 

 

  業界ごとの年間休日平均数

 

業界ごとの年間休日平均数を見ていきましょう!

 

 

 

出所:厚生労働省「令和3年就労条件総合調査の概況」

 

 

 

業界が異なると最大18日もの差がつきます!

月1.5日は大きいですよね!

 

  • 最も多い→学術研究、専門・技術サービス業:124.0日
  • 最も少ない→宿泊業、飲食サービス業:105.6日

 

一般的に休日数が多い企業はBtoB

 

BtoBなら

顧客も週末や祝日は休日のケースが多く、

 

お盆や年末年始を含めると

休日日数が多くなる傾向にあります。

 

 

BtoCは一般消費者が顧客

土日や祝日、お盆や年末年始に働くことになり、

休日が少なくなる傾向に。

 

休日の多い企業へ転職するには

業界の選択は重要になります。

 

取引先や商材に応じて

労働時間や休日日数が変わりますので

参考にしてくださいね!

 

 

 

年間休日120日以上が理想な理由

 

 

 

 

 

2022年の休日数を見ていきましょう!

 

  • 土日:105日
  • 祝日(土日と重複しない):15日
  • 夏期+年末年始:5日

 

土日と祝日を合わせ120日あれば

カレンダー通りに休めますので、

年間休日120日以上が理想ですよね!

 

 

カレンダー通りに休みたくないという方はいないかと。

 

大型連休を取得したいなら

夏期休暇や年末年始休暇がある企業を選択。

 

有給休暇を取得できれば130日以上も休めますね!

 

土日祝が休みなら

プライベートに支障はなく自由に時間を使えます!

 

 

 

120日を切ると、土曜日や祝日の一部が出勤日になります。

 

例えば110日なら月1回程度の土曜出勤が発生しますね。

 

120日を基準とすればカレンダー通りに休めるかどうか

判断しやすいですよ!

 

 

 

 

では、年間休日120日以上の会社がどの程度存在するのか?

 

厚生労働省の調査結果では33.3%3社に1社が該当します。

 

 

 

大手と中小企業の年間休日平均

出所:厚生労働省「令和3年就労条件総合調査の概況」

 

 

 

 

多いと思われたか、少ないと思われたか。

 

感じ方は人それぞれかと思いますが、参考にしてくださいね!

 

 

 

 

 

休日日数を増やす手段

 

 

  • 有給休暇を取得する
  • 年間休日の多い企業へ転職する

 

 

 

  有給休暇を取得する

 

 

まず有給休暇を取得してはいかがでしょうか?

 

即効性があり、現実的な手段ですね。

 

有給休暇を取得するのは社員の権利です!

 

 

しかし、年間休日数が少ない会社は

労働環境も悪い可能性があります。

 

  • 長時間の残業が当たり前…
  • 社員1名あたりの業務負荷が高く休む暇が無いほど忙しい…

 

有給休暇があっても

実際には取得できないということもありますよね。

 

 

 

 

  年間休日の多い企業へ転職する

 

 

有給休暇を取得できない方、

今の休日日数が少ないと感じる方は転職がオススメです。

 

会社を変えない限り、

今の休日日数が増えることはありません!

 

 

 

家族との旅行、

子供の運動会などのイベント、

実家への帰省など。

 

 

あなたがプライベートでやりたいことって、

たくさんありますよね?

 

 

それが全て会社のせいで制限されるのは

一度限りの人生、非常にもったいないです!

 

 

もしやりたいことが制限されているのであれば

すぐに行動、転職活動を開始しましょう!

 

 

厳しい言い方かもしれませんが、

行動しない限り状況が変わることは無いですよ!

 

 

 

 

初めての転職の方はこちらの記事で

転職用語、転職の始め方を分かりやすく説明しています。

ご参考にしてくださいね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

年間休日120日以上かどうか求人票から判断できますが、

企業の実情を個人で見極めるのは正直難しいです。

 

転職するのであれば、ホワイト企業へ転職したいですよね?

 

転職エージェントは企業の内情まで把握しています。

 

 

下記のような個人では知り得ない情報も教えてもらえますよ!

 

  • 本当に年間休日数の休みが取れるか
  • 休日出勤や深夜勤務は無いか
  • 残業時間が平均何時間か
  • 有給は取得できるのか など

 

転職のプロに相談し希望を叶える転職を実現してくださいね!

 

 

私のオススメエージェントはこちらの記事で紹介しています!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

 

 

 

 

本記事では年間休日の基礎知識や

企業・業界ごとの特徴を

法律に触れながらお伝えしました!

 

 

 

  • 年間休日数とは会社が業務カレンダー上で定める休日
    - 労働基準法では年間休日105日が必要
    - 特別休暇と有給休暇は年間休日に含まない
  • 年間休日平均は116.1日
    - 会社規模が大きいと休日数が増え、小さいと少ない(差は約10日
    - 休日数が多い企業はBtoB、少ない企業はBtoC(差は最大約18日
  • 年間休日120日あればカレンダー通りに休める
  • 休日日数を増やす
    - 有給休暇の取得
    - 年間休日の多い企業へ転職

 

 

 

 

年間休日120日あればカレンダー通りに休めます!

 

家族との旅行、子供のイベント参加、実家への帰省など、

プライベートを充実できますね!

 

自分が働いている会社の労働環境と

自身の働き方について振り返り、

 

今の会社の休日が少ないなら

希望を叶えるために行動しましょう!

 

あなたの理想となる

ワークライフバランスを実現してくださいね!

 

 

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

 

ご質問やわかりづらい点などがあれば

遠慮なくお気軽にご連絡くださいね!

 

 

 

▼参考ブログ(有料級の転職ノウハウ発信中!)