図画工作 レイロンス | 特撮好み

特撮好み

「ゴジラ」「ウルトラマン」などの特撮関連のフィギュア,イベント,観光の話題を書いてる他、ソフビ人形を改造しての図画工作もやっております。

更新ペースはその日々の状況によりますのでよろしくお願いいたします。



 中古で購入したレイロンスのソフビ人形を可動できる仕様にしてみた。


 旧ウルトラ怪獣シリーズのソフビ人形を可動仕様にする「図画工作」のコーナー。
今回は『ウルトラマンティガ』に登場した深海怪獣レイロンスをチョイスして一様の完成にまで至ったのでまとめたいと思います。

 使用したのは旧ウルトラ怪獣シリーズのレイロンス。

 『ティガ』放送当時に発売されたソフビで素材の違いで“硬質素材“と”軟質素材“の2種ある模様でこちらは”軟質素材“のレイロンスソフビになります。

 分解はご覧の通り。

 パテは下アゴに使用。

 両腕に両足に尻尾と概ねいつも通りだが腰関節は無し。迷いましたが劇中観る限りそこまで動く構造では無さそうなので無しにしました。

 関節は口,肩,脚にボールジョイント、手首からひじ,足首からひざ,尻尾にダブルボールジョイントをそれぞれ使用。

 思いの外、関節パーツは使わない結果に。







 このままだとまだ見栄えが悪いので仕上げの塗装を行い一様の完成。

 緑部分は「グリーンFS34092」。

 紫部分は「MSシャアレッド」

 銀部分は「シルバー(銀)」。

 ヒレ部分は「タン」にオレンジ系を混ぜた色。

 全て筆塗り。

 そして細かい筋部分は油性マジックでひたすらスミ入れ。

 最後に「Mr.スーパークリアー 半光沢」で仕上げました。

 とりあえずソフビ時よりも生物感ある見た目には出来た。

 ちなみに細かい点で目の塗装に四苦八苦して、最初はシンプルに「白目と黒目」で塗装したのですが、後々に仕切り直して「薄黄目と茶色目」の組み合わせに落ち着きました。

 『ウルトラマンティガ』第12話「深海からのSOS」に登場した魚類型怪獣。

 地下核実験の影響で怪獣化した海底生物という割と誕生経路は“正統派怪獣”なのだが、魚類のようで妙に違ってるデザインに劇中の愛嬌ある仕草と『ティガ』登場のウルトラ怪獣の中でも妙な存在感を放ってるウルトラ怪獣である。

 造形は背中に渡るヒレから身体の筋と全体的にかなりの出来。地味に口の中の舌の造りがよく出来てたりしてます。


元の塗装もあってそこまで思ってなかったが、色と整えただけで随分と見違えた印象。

脇の下もしっかり色分け。

改めて背中のヒレなど細かい箇所の塗装が割と面倒だった。

 可動はそこそこ。

両手,両足のヒレ部分は動かすともろに離れる仕様でビジュアルに難ありだがその分、可動範囲は確保できた。

とりあえず愛嬌ある仕草は出来る様にはできました。

 大きさはアーツが丁度いいか。しかし顔の位置が低い事もあってアーツでも大きすぎかもです(汗)







 他色々…

 ウルトラアクトのティガ マルチタイプと並べる。顔の位置からして大きめともいえるが、全体的にボリュームはあるので対比としてはそれなりに悪くない…かも?

 図画工作で作ったタッコングと並べる。

このタッコングの他、ゲスラ,グビラと海洋系のウルトラ怪獣は愛嬌ある傾向にある様に思える。

レイロンス対ティガ!


 可動は技術的な面で難は多いが、塗装は大分上手く行けたとして今回のところはここまでとします。