超大怪獣大特撮大全集2021 10/30 | 特撮好み

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更新ペースはその日々の状況によりますのでよろしくお願いいたします。


 京都みなみ会館にて開催超大怪獣大特撮大全集2021に行ってきた!

 ついこないだまで暑さ感じたハズなのに今は冷え込み、季節の変化が極端に感じし2021年10月の終わりのこの頃。
今回の「大怪獣大特撮大全集」のラインナップは…

・『ミカドロイド』
・『電送人間』

…からなる過去が生んだ東宝怪人特集!
 製作年代に公開方法とおおきく違うものの、共に太平洋戦争の出来事が背景にある怪人モノという共通項のある両者。考えると意外と良き組み合わせ?
 更に今年は『ミカドロイド』【公開30周年記念】という事で『ミカドロイド』監督原口 智生監督のリモートトークショーも開催。
 『電送人間』もだが『ミカドロイド』を映画館で観れるという事と原口監督のトークショーもあるという事で「大怪獣大特撮大全集」久々に行って参りました。




 ちなみに2021年になっての「大怪獣大特撮大全集」は実は2月,3月,7月と行ってはいたんですが、時期が経ってしまったのでブログでのまとめはやめとく事にしますのでご勘弁ください。





 行ったのは10月30日(土)。
京都みなみ会館では興味深い作品が次々と上映予定。

 「ガチバーン映画祭 三都決戦」なる上映イベント。
「ガチバーン映画祭」といえば2017年12月の「大怪獣大特撮大全集」での『怪獣ゴルゴ』の上映の際に協賛してたトコだったか。
京都みなみ会館では『世界終末の序曲』『昆虫怪獣の襲撃』が上映予定。興味はあるのだがスケジュール的に厳しいなぁ…

 『妖怪大戦争 ガーディアンズ』公開記念「妖怪特撮映画祭」。
時期的にやるとしたら12月頃かな?
作品によっては観に行きたいところである。






*物販

 今回はメインである『ミカドロイド』関連が中心。

オーナメント…ではなくフィギュアのジンラ號2種にミニフィギュア、クリアファイルと唆られますw

 それと同時上映の『電送人間』からは“須藤兵長+物理電送機”のオーナメントも発売。

『電送人間』からはこの一品のみですが、今回の物販の中で1番ボリュームある品でした。







 上映会は15時20分から開始。

 トークショーがある事に加え以前より世情が安定した事もあってか?多くの方々が来ておりました。




 上映は『ミカドロイド』はデジタル『電送人間』はフィルムでの上映。

『ミカドロイド』は元々がビデオ展開による映画作品なので当然と言えば当然か?ちなみに今回は上映時間73分の”通常版”ではなく、上映時間61分の“ディレクターズカット版“での上映となりました。それにしてもディレクターズカット版の方が上映時間が短いとは珍しい。

『電送人間』はちょこちょこ汚れはあるも概ね退色の無い良好な状態。久々の「大怪獣大特撮大全集」だったのであまり意識してなかったが60年代の作品で良好な状態なのは珍しい(苦笑)

 まずは『ミカドロイド』。何気に今回が初鑑賞。

突如復活したジンラ號がキャバレー周囲の人々を襲うという筋書き自体はスラッシャー映画的で王道なトコだが、“太平洋戦争末期に生まれた強化人間”という設定背景を思うと物語としてはこじんまりな印象。ビデオ展開の映画作品なのでやむない気はするももっと深み持たせれた気もする。

 だがミカドロイドこと“ジンラ號”はホント魅力的。

動きの鈍さが強めなものの、大日本帝国軍と関わりを感じさせしデザインに武装と戦記系に多少興味ある身としては大変そそられる存在。

 良くも悪くもコアな層から支持される事も窺えし平成の東宝変身人間映画作品。

 『ミカドロイド』上映後に馬場氏(右)を司会にリモートによる『ミカドロイド』監督原口 智生監督のトークショーが展開。

原口監督にとって初の監督作である『ミカドロイド』製作の成り立ちから製作中の出来事に出演者との思い出など大変興味深い楽しい話を聞くことができました。




 「大怪獣大特撮大全集」でのリモートトークショーは初めてだったのでどんな具合なのか気になってましたが、若干通信状態で聞きづらいトコ少々あるぐらいでこれはこれで悪くな感じでした。




    初鑑賞の『ミカドロイド』にトークショーも無事に展開しこれにて終わり…ではなく続いて『電送人間』。

 2015年に開催した「大特撮戦争映画NIGHT」でも鑑賞した『電送人間』。

『日本のいちばん長い日(1967)』『太平洋奇跡の作戦 キスカ』『ゼロ•ファイター 大空戦』『日本海大海戦』と名作戦記映画連発鑑賞の中で観た事もあってか当時はかなり悪い印象だったのだが、改めて見ると長年「大怪獣大特撮大全集」に馴染んだ事も影響してるかもだがそんな悪くもなかったな(苦笑)

電送人間こと須藤兵長の執念の復讐劇はある意味見応えあったし奇想天外とは言えあの“電送装置”のアリバイは案外理にかなってたりしてたし改めて観れてホントよかったです(汗) 







 上映は19時頃より終了

 久々の京都みなみ会館でしたが、以前と変わらず楽しい時間を過ごせました。ひとまず今はこの状況が続く事を祈る…






 そして11月からは続々とイベントが開催…
まずは11月恒例の「ゴジラ誕生祭」のスピンオフ企画「東西ゴジラまつり」が開催!
そして12月遂に待ちに待ったあのオールナイト上映が来る‼︎