今回はメインである『ミカドロイド』関連が中心。
オーナメント…ではなくフィギュアのジンラ號2種にミニフィギュア、クリアファイルと唆られますw
それと同時上映の『電送人間』からは“須藤兵長+物理電送機”のオーナメントも発売。
『電送人間』からはこの一品のみですが、今回の物販の中で1番ボリュームある品でした。
上映会は15時20分から開始。
トークショーがある事に加え以前より世情が安定した事もあってか?多くの方々が来ておりました。
上映は『ミカドロイド』はデジタル『電送人間』はフィルムでの上映。
『ミカドロイド』は元々がビデオ展開による映画作品なので当然と言えば当然か?ちなみに今回は上映時間73分の”通常版”ではなく、上映時間61分の“ディレクターズカット版“での上映となりました。それにしてもディレクターズカット版の方が上映時間が短いとは珍しい。
『電送人間』はちょこちょこ汚れはあるも概ね退色の無い良好な状態。久々の「大怪獣大特撮大全集」だったのであまり意識してなかったが60年代の作品で良好な状態なのは珍しい(苦笑)
まずは『ミカドロイド』。何気に今回が初鑑賞。
突如復活したジンラ號がキャバレー周囲の人々を襲うという筋書き自体はスラッシャー映画的で王道なトコだが、“太平洋戦争末期に生まれた強化人間”という設定背景を思うと物語としてはこじんまりな印象。ビデオ展開の映画作品なのでやむない気はするももっと深み持たせれた気もする。
だがミカドロイドこと“ジンラ號”はホント魅力的。
動きの鈍さが強めなものの、大日本帝国軍と関わりを感じさせしデザインに武装と戦記系に多少興味ある身としては大変そそられる存在。
良くも悪くもコアな層から支持される事も窺えし平成の東宝変身人間映画作品。
『ミカドロイド』上映後に馬場氏(右)を司会にリモートによる『ミカドロイド』監督原口 智生監督のトークショーが展開。
原口監督にとって初の監督作である『ミカドロイド』製作の成り立ちから製作中の出来事に出演者との思い出など大変興味深い楽しい話を聞くことができました。
「大怪獣大特撮大全集」でのリモートトークショーは初めてだったのでどんな具合なのか気になってましたが、若干通信状態で聞きづらいトコ少々あるぐらいでこれはこれで悪くな感じでした。
初鑑賞の『ミカドロイド』にトークショーも無事に展開しこれにて終わり…ではなく続いて『電送人間』。
2015年に開催した「大特撮戦争映画NIGHT」でも鑑賞した『電送人間』。
『日本のいちばん長い日(1967)』『太平洋奇跡の作戦 キスカ』『ゼロ•ファイター 大空戦』『日本海大海戦』と名作戦記映画連発鑑賞の中で観た事もあってか当時はかなり悪い印象だったのだが、改めて見ると長年「大怪獣大特撮大全集」に馴染んだ事も影響してるかもだがそんな悪くもなかったな(苦笑)
電送人間こと須藤兵長の執念の復讐劇はある意味見応えあったし奇想天外とは言えあの“電送装置”のアリバイは案外理にかなってたりしてたし改めて観れてホントよかったです(汗)