ゴジラ誕生祭SPIN OFF Kyoto「ゴジラまつり」 11/14 | 特撮好み

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 京都みなみ会館にて開催ゴジラ誕生祭SPIN OFF Kyoto「ゴジラまつり」に行ってきた!

 11月となりゴジラの誕生日を祝っての夜通しオールナイト上映会「ゴジラ誕生祭」…は今の世情により従来の仕様では行えない状況。
故に今年は趣向を変えて3週連続、6日間に渡ってゴジラ映画を3本上映する【「ゴジラ誕生祭」スピンオフ企画「ゴジラまつり」】として開催。
 ゴジラ66歳を祝う「ゴジラまつり」最初に送るゴジラ映画は『ゴジラの逆襲』
今回の「ゴジラまつり」京都会場に相応しく関西を舞台にした最初のゴジラ映画で「大怪獣大特撮大全集」枠では2回目の上映。
1回目は2016年の『GODZILLA(98)』との二本立ての時。もう4年前なんだな⁈



 ゴジラを祝いし「ゴジラまつり」初日である11月14日(土)の回に行って参りました…
 京都みなみ会館では本日も多くの映画が上映中!
その中でも『遊星からの物体X』と『マジンガーZ対デビルマン』『マジンガーZ対暗黒大将軍』からなる「劇場版マジンガーZ二本立て」が大変興味があったので、本日はこれらも鑑賞。
 ちなみに映画関係者を招いての舞台挨拶も開催されており、本日は『白痴』を監督された“手塚 眞”監督の舞台挨拶があり大変気にはなりましたが、本日は映画鑑賞を優先する事にしました。
 まずは「国内上映権利切れ滑り込み!日本最終上映」という『遊星からの物体X』。
誰に化けたか分からない謎の地球外生命体に基地内の人々が疑心暗鬼していく様の描き込みの凄さに、オールアナログ特撮による圧巻の地球外生命体と、見る者全ての度肝を抜かす内容は数十年経った今も全く色わせない。
そして〈デジタル•リマスター版〉という事もあり白銀の南極をはじめ何もかも綺麗なこと綺麗なこと。お陰で先に述べた点をより引き立たってる。
新たな技術により更に際立ったSFホラーの傑作。
 続いて「劇場版マジンガーZ二本立て」。
 初めに『マジンガーZ対デビルマン』続けて『マジンガーZ対暗黒大将軍』と当然の順序で上映。
前者はジェットスクランダーイベント、後者はミケーネ軍団と新たなる勇者登場、とTV版に先駆けて今後の展開を見せてる辺りある種の“PR”も兼ねてな内容にも思えるかな。
だが前者は番組枠を超えてのヒーロー共演、後者はマジンガーZ最大のピンチ、と一本の映画にするに相応しい題材を取り入れ、劇場の大画面で観る事を意識したダイナミックな演出の甲斐もあり、充分納得の内容に仕上がってた。
実に豪華なマジンガーZ番外編。劇場で観れて良かったです。






*物販
 物販は『逆ゴジ』から“ゴジラ対アンギラスセット”と『シンゴジ』から“シンゴジヤシオリ作戦決戦ver.”の大型オーナメント二種。
前日の東京で開催されてた「ゴジラ誕生祭SPIN OFF Tokyo」では新作オーナメント多数の“特撮大百科くじ”も行われてましたが、そちらはまた後日に行われるとの事。
 『逆ゴジ』上映の1時間前ぐらいから開始していたとの事で「劇場版マジンガーZ二本立て」上映終了の時点で、当日の分は完売しておりました。まぁ当然ですわな(苦笑)



 上映は19時50分頃に開始…
今回来てた人の中には自分と同じく『遊星からの物体X』「劇場版マジンガーZ二本立て」『ゴジラの逆襲』と3本続けて鑑賞していく人がチラホラ存在。やっぱ同じ考えの人はいるもんだなw
ちなみに一席空けてのソーシャルディスタンスでの座席仕様で『遊星から…』「マジンガー」『逆ゴジ』とほぼ席が埋まってる状態でした。
 吉田館長と藤村氏(右)の恒例の挨拶。
 近日大阪にオープンの“ゴジラストアOSAKA”とのコラボキャンペーンについてと「ゴジラまつり」後の12月の「超大怪獣大特撮大全集EX」の告知が話されました。
12月は12日(土),13日(日)、クリスマス前を兼ねて『ブルークリスマス』が上映。
クリスマス前にしてスゲェ物騒なチョイスだがこういうところが「大怪獣大特撮大全集」らしいw是非とも観たいところである‼︎
 上映はフィルム上映。
若干の粒々はあったもののニュープリントか?と思わせる良き状態。
上映機会が少ないのか?モノクロで劣化影響が少ないのか?ともかく最もベストな状態での『逆ゴジ』上映になったと思えます。
 ゴジラ作品として2作目、ゴジラと異なる初の東宝怪獣“アンギラス”初登場作、初の怪獣対決、大阪から北海道と幅広い舞台、と後々のゴジラ作品の要素を早くも多く取り入れてる『ゴジラの逆襲』。
『ゴジラ(54)』公開から半年も経たない内の公開作という事もあり物語幾つか荒い展開見受けられるかな(ゴジラ大阪進撃の大きな要因になった脱走囚人によるコンビナート炎上とか)。
だが、個人的に登場人物が前作より味わい深い人が多かった(特に準主役の魚群探査機パイロット“小林”が良い味を出してた)のと、スピード感ある怪獣対決と大きな見所は多数存在。
東京が襲われた経験を活かしてのゴジラ対策や前作で「畜生…畜生…」と言われるほどに活躍しなかった戦闘機隊が勝利に大貢献する大活躍を見せてるなど『ゴジラ(54)』から続く“続編”という点を生かした展開は称賛すべき要素である。
ゴジラ及び東宝特撮のこれからを決定付けた重要な一作。






 上映は21時20分頃に終了…
「ゴジラまつり」のつもりが「劇場版マジンガーZ」と色々てんこ盛りになったな。
『遊星からの物体X』『ゴジラの逆襲』と雪景色漂う映画が続き何処となく冬の訪れを感じさせる鑑賞となりました。






 これにて11月14日(土)の鑑賞は終了。
しかし「ゴジラまつり」はまだ終わらない…
翌週の11月21日(土),22日(日)は『ゴジラVSメカゴジラ』が上映。
今回は”爆音上映“でお馴染みのBoidさん調整による”Boid Sound“仕様での特別上映との事で如何なる内容となるのか?

ゴジラ誕生祭は続く…






*ただ…個人的“財布事情”で参加見合わせるかもしれないのでご了解ください