図画工作 ギマイラ | 特撮好み

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「ゴジラ」「ウルトラマン」などの特撮関連のフィギュア,イベント,観光の話題を書いてる他、ソフビ人形を改造しての図画工作もやっております。

更新ペースはその日々の状況によりますのでよろしくお願いいたします。

 中古で購入したギマイラを可動できる仕様にしてみた。

 ソフビ人形を可動フィギュアにする工作。
今回は『ウルトラマン80』に登場した吸血怪獣ギマイラをチョイスして、一様の完成にまで至ったのでまとめたいと思います。
 使用したソフビは旧シリーズのウルトラ怪獣シリーズ【ギマイラ】。
「2つ折りタグ版」「番号なしタグ版」と古くから出てるウルトラ怪獣ソフビであり、こちらは出回ってる中では1番最近になる「2つ折りタグ版」となります。
 個人的話ですが“平成世代”である自分は昔、コイツを『ティガ』に登場した”ガギ“だと思ってた時期がありました。ムチは無くても一本ツノ,トゲトゲボディと共通イメージがあったのでね(苦笑)
 中古ショップにて購入しました。

 改造は【ソフビに直接関節を仕込む】やり方。
 パーツをご覧の通りに分解。
 全身トゲトゲな身体なので上手く分けれるか不安ありましたが、いい感じに分けられたかな。
 下アゴはいつも通りにパテで新調したのと、ツノもパテを要して若干長くしました。
 それと口から触手状の舌が取り付けられる様に連結箇所をアゴの上に作っております。
 関節は手首,ひじ,尻尾先は球体ジョイント、口,尻尾はボールジョイント、首,肩,腰,脚,尻尾付け根,ひざ&足首はダブルボールジョイントを使用。
 大きな点は脚。今まで以上に脚が短い事もあり関節をどう仕込むか?かなり考え所でしたが、腰によく使う特大サイズのダブルボールジョイントをひざから足首にかけてそのまま使用、意外と良き感じだったのでこの仕様にしました。


 そのままだとまだ見栄えが悪いので、仕上げの塗装を行い一様の完成
 今回は【塗った】よりも【剥がす】方がメインな工程になったか。
 ソフビの成型色がギマイラのイメージカラーと思えたのでそれを活かす為、顔から背中、尻尾にかけてのメタリク系な塗装をうすめ液で除去。アゴなどを一部塗られていない箇所,剥がしきれなかった箇所は【ブルーFS15044】で塗装。
 正面ボディを元々塗られていた色に合わせてグレー系の色を調合して塗装。
 ツノは【ホワイト】に【機体内部色】をほんのちょっと加えた色で塗装。
ツノの根元には茶色系を汚し程度に塗装。
 歯と爪はブラック。
 目は『タイガ』ではイエローでしたが、それより濃いめなオレンジで塗装、どっちかというと『80』に近い色合いになったか。
 そして最後につや消しのトップコートで仕上げました。
 仕上げのつや消しトップコートが思った以上に効いたかな。
元々がシンプルなカラーな事もありますが、より整えただけで見違えた感じでしょうか。
 全体のバランス良き感あるが、劇中的にもうちょい頭の比率は高かったかな。
 細かな造形はトゲトゲが丸っこい出来だが、悪くない。むしろ顔の造りだったりよく出来てる。
 可動はまぁまぁ。手首など関節箇所目立つ違いあるが、色などで茶化せられてはいると思う。
 大きさはウルトラアクトよりウルトラアーツの方が丁度いい。
 オプションとして劇中ギマイラが繰り出してきた触手状の舌をゴムホースと針金を用いて製作。
口の中に取り付ける事は可能。変幻自在に曲げられるので面白いオプションにはなったな。
ただ、見た目の出来はイマイチなトコあるので、使えそうな素材があった際はまた作り直したい思いであります。






 他色々…
 ウルトラアクトの80と並べる。
前回のサラマンドラと比較して80が大きいです(汗)
 ウルトラアーツのタイガと並べる。
まさか新規怪獣を抑えて『タイガ』物語中盤の締め相手に選ばれるとは凄い怪獣(大汗)
ギマイラ対80!
 オプションの舌など思う節あるも塗装面では完成度高い出来にはなった。
とりあえず今回のトコはコレで良しとしときます。