今日は阪神淡路大震災のあった日です。

当時、中学1年だったから鮮明に覚えています。

その時は兵庫県じゃなくて、まだ実家の滋賀県在住でしたが、それでもすごい揺れでした。

2段ベッドの上段に寝ていた私は、地震直前に目が覚め、揺れて。すごい縦揺れ、横にも揺れ。1分くらいは揺れが続いて。そのうち母が様子を見に来て。下段の姉は寝たままおきなかったけど。

学校に行ったら地震揺れたね~て話題で…

でも、学校から帰ってきてから愕然としました。だってまさかあんなに大変な地震の規模だったなんて。震度だけでははかれない地震による結果。倒壊した建物や火事、倒れた道路、宙ぶらりんのバス。

震度も報道が進むにつれて数値があがっていき、地震の名称も変わっていき。


大変な大変な地震でした。その後もずっと何ヵ月もテレビは地震の続報を放送し続け。

でもそれは関西ローカルだけで、東京発の全国放送ではそんなことはなく。

こんなにすぐに忘れていってしまうのかと複雑な気持ちになったことを覚えています。


実家では実害は全く無かったけど、だからといって、震災を忘れてしまうことはありませんでした。きっと人によるんでしょうけど、当時他人事だと傍観していた人達は、自分が同じ災害にあったときに深く反省するんでしょうか。それとも、自分だけは不幸だと主張するんでしょうか。


なんだか考えたら切なくなってきます。

でも傍観していた人達よりは、心に留めている人の方が防災知識は確実に蓄積しているはず。それが自分の財産になるんだとそれだけでも信じたい。