続あたれぽ -235ページ目

ヤッターマン

続あたれぽ

渋谷の映画館で見てきました。
東京では珍しいメンズデーで1000円です。
阿部サダヲ最高! あとはちょっと…。
脚本は最初から期待してないので別によし、ビジュアルは予告でさんざん見てるからあんなもんだろう……と思ったけど、CGはカットによってムラがある、というか、全般的にダメだねえ。生物(ヤッターマン1号とか)がダメなのはしょうがないとして、ビックリドッキリメカの質感なんかガッカリです。
でも一番の問題はテンポの悪さ。歌がかかるととにかく2コーラス流してしまうセンスはどうなんだろう。ドロンジョのお風呂シーンなんかでも(ここわかりやすいから例として)三歩進んで二歩下がる的なカットのつなぎは何を考えてるんだろう。
別に35歳までって条件でエキストラに応募さえできなかったのをひがんでるわけではありませんよ!
でもまあ、不思議と邦画は寝ないんだよなあ。

映画撮影現場で美術部デビュー

会社を休んでエキストラに行ってきた。特撮・SF・漫画原作・好きな原作・好きな監督等の場合にそういうことがあります。
今回は、オープンに募集されてるものだけど、なんとなくタイトルは伏せておく。
募集要項では、通行人・大衆食堂の客・銭湯の客と3種類で40人、順繰りに朝昼夜でシチュエーションを変えるのだろうと思い、生まれたままの姿の俺を見てくれ!(隠し砦の三悪人でも半裸でしたが)、と覚悟して応募したのですが、あにはからんや全部合わせて40人だったらしく、私が当選?したのは大衆食堂の客という役どころ。
設定は1974年。サラリーマンでいいですかと聞くと、どちらかというと労働者な感じでと言われ(サラリーマンも労働者だが)、メイン衣裳として私の勤める会社で支給されている肉体労働用の作業着をセレクト(私は職種が違うので滅多に着ないです)、さらに70年代の大衆食堂の必須アイテムとして煙草を思いつく。煙草がなければこのシーンは失敗だとまで思い詰めてしまう。そ・こ・で、つくってみました!
労働者といえばハイライト。さっそく大枚290円で購入してパッケージを開いてスキャン。ネットで昔のパッケージを検索。ふむふむ。取り込んだ画像から健康の注意書きを抜いて、ロゴの位置、大きさを修正、残念ながら横はわからなかったので、とりあえずバーコードだのJTのマークだのを削除。あら、ちょっと青みがかった変な紙しかないけどまあいいや、と印刷。色を調整すること3回。切って貼って出来上がり。

続あたれぽ

つくってる最中にマッチがないことに気づく。100円ライターはどうなんだと調べると最初の100円ライター・チルチルミチルの登場が1975年! 惜し~! ……しょうがないのでハイライトだけ持って行くことにした。
集合場所には毎度おなじみN氏がトウのたった一文字隼人みたいな格好して立っていたので仰天した。この人とはよく共演しております。大衆食堂のエキストラはたった5人でした。後で聞くと銭湯組は30人くらいいるらしい。サルマタはいて牛乳飲みたかったなあ。
現場に着くと、テーブルの上にちゃんと置いてありますねー、わかばとかしんせい。マッチもあります。でもハイライトないみたいだし、煙草吸える人いますかーと聞かれたので、ハイハイ、煙草もつくってきました! と言うと、なんとそのまま使わせてくれることに!
もう俺、エキストラとかどうでもいいよ。助監督さんがどうせだから煙草が映るようにとテーブル上の小物を配置してくれたのも大感謝です!
他の様子をちょっと書くと、思ったよりカッチリつくってるみたいで、衣裳さんが衣裳を渡してくれましたので、自前の作業着から衣裳の作業着に着替えて(ちょっと虚しかった。ほぼ同じデザインで)、七三につくってきた頭は八二に分け直され、靴もあまり変わらないものに履き替えました。で、N氏とコンビで作業員。煙の雰囲気が見たいらしいのと、本番でモヤらせるために、テストから煙草吸い続けで、さすがにちょっと気持ち悪くなりました~。最近1mgの 吸ってるし。
とりあえず、わかばを観察して、横には専売公社の字とマークをつければいいことがわかったので、次はより本物の煙草をつくります! 種類も増やします! マッチ箱もつくります!

結党!老人党ex1

人が足りないと誘いを受けたのでエキストラに行って参りました。

WOWOW ドラマW 「結党!老人党」 平川雄一朗監督

寝てしまうので映画を見られなくなってる分、最近は映画のエキストラに参加するのを趣味にしているのである。

今日の現場は神奈川県秦野市で、意外にも1時間半ほどで行ける、朝7時集合でも間に合う近さ(映画は朝早いです)。
が、19時半集合で21時半終わりと の連絡。
往復3時間かけて撮影2時間。
いつもはへいへい従うのだが、珍しく「短いよ! 昼間はどうなってるの?」というようなことを丁寧に聞くと、午前の部は一杯だし撮影時間は同じくらいで、午後の部まで待ちになるのだと言う。
同じ2時間なら夜でいいやと出かけたのだが、あー、実際は5秒程度の1カットのみ、テスト1回、本番テスト1回、本番2回で、実質10分ほどでした。

エキストラに知り合いもいたし、助監督に「20世紀少年」で丸一年おつきあいした方がいらしたのでテンションあげあげでおりましたが、本当はムッとしてますね。

この監督では「ROOKIES ―卒業―」にも行きましたが、どうも居心地の悪い現場で、なんか相性悪いですねえ。

記念品はシャープペンシル
あたれぽ II