【成人映画】五月みどりのかまきり夫人の告白 | 続あたれぽ

【成人映画】五月みどりのかまきり夫人の告白

エロ・グロ・純情 東映カルトプリンス 牧口雄二の世界

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「五月みどりのかまきり夫人の告白」
監督 牧口雄二、脚本 安西英夫、撮影 塩見作治、
照明 海地栄、美術 園田一佳、音楽 渡辺岳夫
出演 五月みどり、山城新伍、森崎由紀、浪花五郎、白石襄、友金敏雄、大下哲夫、衣麻遼子、
岡八郎、星野美恵子、田中憲明、丸平峰子、風戸佑介、五十嵐義弘、曽我文、名和宏、
北村英三、伊吹吾郎、藤沢徹夫、福本清三、北川俊夫、内村レナ、富永佳代子、岡島艶子

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総合タレントの五月みどりは東大教授の夫・山城新伍と文化人夫婦としてワイドショーの司会等の活動をしていたが、夫が女学生に手を出したりしているのに気づいていた。腹が立つが仕事のこともあって別れられない。いっそ自分も浮気をして見返してやろうと思うのだった。
で、以下、レーサー(Soft99の車)だの隣のご主人だのホモ青年だの化粧品会社重役だの殺し屋だのを手玉に取るのだった。私は言葉通りに夫を見返すためと思って見ていたが、ホモ青年の辺りでそういうの全然関係ねえなとやっと気づいた。
そのホモ青年はフォーリーブスのようなツナギを着たジャッカー電撃隊のクローバーキングなのだが(俺ジャッカーはちゃんと見てないから見てもわからない)、「(ホモは)病気だから治してあげるわ」とテレビで放送できないようなことを言われて、その段階じゃ男も女も関係ないぞというプレイで陥落してしまうのだった。
殺し屋は伊吹吾郎で、高倉健より千葉真一より舘ひろしよりゴルゴ13に似ている。今からでも伊吹吾郎でゴルゴやってくれないかなあ。フラメンコギターを弾く姿もカッコイイ。
衣麻遼子っていつもスゴイ顔なんだが、なかなか綺麗に撮れてて、ちょっと認識を改めた。
音楽は、ベッドシーンはフランス映画風ボサノバのメインテーマごり押しで、毎度毎度途中からボリュームアップしていくさまが潔い。
画面は、ソフトフォーカス掛けすぎ。最初は五月みどりのアップでやってるように見えたが、途中からは山城新伍だろうが名和宏だろうが全部ソフトフォーカスで、そのせいで……実はもう飽きちゃって伊吹吾郎編のクライマックスでウトウトしちゃった。
フィルムが古く、褪色はさほどではなかったが(褪色をソフトフォーカスと見間違えたということはありません)、キズとブチ切れは多くて、オープニングなんかはトメの山城の名前や監督のテロップまでなくなってました。
五月みどりの愛車が黄色いポルシェで、東映だしもしやと思ってナンバーを「スケバン刑事」の神恭一郎の車と比べてしまいましたが違いました。

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フランス語しかしゃべらない白人グループ(女1、男2)が来てたのはちょっと驚いた。





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