暫く家で大人しくしていたんですが。

やはり梅雨に入る前に、何処かに行ってみたいなと思い初めて。

ここのところ一人旅が続いていたので今回は誰かと行ってみたいと思い巡らし。

叔母達に声を掛けて三人旅に行く事に。

中部国際空港から飛行機でピュ〜んと。

丁度３月から出雲空港へのコースが出来たのでこれを使ってみようと私の独断で決めちゃった。

速くて身体も楽だろうなと思ったし。

そしたら速いどころか、６５分のフライトの筈が、定刻に出発して４０分程で到着。

早速配られたお菓子食べて、外の景色を見てるうちに着陸大体勢に入りますとアナウンスがあり、もう？

と思ったら下に宍道湖が見えました。

初日はチャーターバスで移動して松江城のお堀を船で巡るコース。

飛行機が早く着きすぎて、予約の時間までしばし時間潰ししなきゃいけなかった。

早く付けば良いってもんでもないですね。

周辺には特に興味を引く場所も見当たらず。

一人なら近くに見えるBook Offで時間を潰すっていうのもアリなんだけど、叔母と一緒だからそういうわけにもいかず。

完全に出来上がってる感満載の鯉を眺めつつ。

土産物を少し物色してましたが、他の人達は何処に行ってたのかな？

時間が来て案内されると、既にズラッと船頭さんがスタンバイしてました。

靴を脱いで船に乗り込みます。　

凄く簡易的な船でした。

水面近くはいい風が吹いて来て凄く気持ち良かった。

肝心のお城にも行きたいな思ったけど、残念ながらコースに入っていませんでした。

遠くから眺めるだけてちょっと心残り

そして明るいうちにホテルへ

部屋からの眺めも良くてこれぞ観光ホテルだって感じ。

ビジネス系に泊まることの多い私には新鮮な眺めでした。

ロビーは私好みで素敵な空間。

バンケットルームの前にあるせいか割と閑散としてて勿体無い感じ。

夕飯はバイキング

土地柄シジミのピザとか、のどぐろの干物とかもありました。

夕飯が終わる頃もまだ外は明るさが残ってて。

陽の長い季節はあくせくした気分にならずに済むのがいいです。

取り敢えず一日の疲れを温泉で癒してベッドへ。

分厚い枕に閉口してバスタオル２枚で代用。

私は大体このパターンなんですよね。

大概のホテルは高すぎて合わない。

かといってフロントで低めの物を借りてもやっぱりしっくり来ない事も多くて。

当てにしないでさっさとバスタオルで調整する事にしてます。

それにしても今回はかなりゴツい部類だった。

厚みも硬さも重さも。

パジャマもポリエステルの妙に厚いやつで暑苦しい。

そしてデカい。

これならフロントの側にでも置いてくれて、お好きなサイズお待ちくださいってしてくれた方が有難いな。

自分の好きな柄の浴衣を選ぶ旅館とかもあるんだから。

簡易バッグに入れて部屋までお待ち下さい。

温泉への通いバッグとしても使えます。

気に入ったら持ち帰ってお使い下さい。

@ちょっとお洒落なロゴ入り。

なんてのはどうでしょう？

寝付けないながらもいつのまにか外は明るい気配。

陽が登り良いスタートがきれそうな気配。

朝一番は足立美術館というところに立ち寄りました。

あいにく中の美術品は撮影禁止だそうで、庭のみの撮影。

中の喫茶店は上品な美術館らしさと眺めの良さを味わえそう。

全体的にお高めでした。

そして次が本命の出雲大社

添乗員が言うには、当日にならないと参拝させてもらえる時間が分からないとかで。

結局２時間分の自由散策のど真ん中が振り当てられてしまったために中途半端な移動しか出来なくなってしまった。

取り敢えず神楽殿まで案内してもらい、その先はお預け。

一旦解散後、昼は自由昼食

でも並んで待ってからやっと案内されるので幾らもしないうちに集合時間が来てしまいました。

団体祈祷と言う事で神楽殿の中へ上がらせてもらい。

厳かに巫女さんが舞い、太鼓が打たれておりました。

勿論ここも撮影禁止。

そして今から団体祈祷の方は御本殿で参拝していただけますと言われて。

3人揃って、エっ？？？

その時私たちは初めて知った。

あの余りにも有名な大しめ縄飾りのあるお社は本殿じゃ無かった事を。

私達は揃いも揃って勘違いをしていたんです。

お恥ずかしい次第です。

団体ツアーなので安心して、いつもならキッチリやる下調べをせずに行きましたから。

旅行紹介ではキャッチーなあの大しめ縄の飾られた建物写真はお約束ですからね。

神職の後について無事に本殿に参拝を果たし外に出ると、既に私たちが入った城戸には警備員さんが立ってまして。

一般の参拝者が入れないように？してました。

やっと参道に繰り出せたのはその後。

残る１時間もあっという間に過ぎて行きました。

バスまで戻る時間も含まれているので、少し余裕を持って戻らないといけないし。

せめて参拝が最初か最後ならゆったり２時間楽しめたと思うと残念です。

是非行きたいと思っていた出雲歴史博物館にも行けず。

ちょっと悔いを残したまま時間切れとなってしまいました。

すぐそばにあっるのは分かってたから、私一人ならダッシュで何とか時間内に行ってたと思うんですよね。

お土産なら空港で買えば済むし。

しかしながら、後期高齢者二人にそれは酷だろうと諦めました。

空港まで送られて無事機内に。

せっかくだから色々見てみたい私は、最後尾のギャレーにも興味深々。

エコノミーのみの小型機はこんな位置にギャレーがあった。

出発準備が出来て機体が動き始める頃、重そうな色の空からついに窓には雨粒が。

よくここまで持ってくれました。

行きと同じお菓子を頂いてるうちに帰りの飛行機もまたショートカットでもしたのかと思うような速さで到着。

とはいえ叔母に合わせて行動してるうちに時間は過ぎ。

家に帰り着いたのは９時近くでした。

今回は添乗員が居たからツアコンしなくて楽だったし、ホテルの手配も無し。

でも足並みを揃えて行動するのはストレスも付きもの。

叔母達視点では分かりませんが、遠慮して合わせてた部分もあって幾らか不満もあり。

電車の乗り方一つでも時短狙いの私は有料特急を選びがち。

叔母たちは普通の急行で行くのを選ぶんですよね。

空港から一番遠い私は早く帰りたかったんですが、まあしょうがないかと。

でも人がいればそれなりににぎやかで楽しくもあり。

方向音痴の私には時として助けにもなってくれるので有難い存在でした。

本当に自分でも何でこんなに方向感覚が無いんだろうといつも情けなくて。

ちょっと一人反省会をしました。

旅行先は出雲

旅行先は出雲　