「みゃ〜ぁみゃ〜ぁ」何処からか?子猫ちゃんの泣き声がする。

 さっきまで、お母さんが恋しくて寂しくて泣いていた、あきら君。

「お母さん、何処に行ったの?大好きなのに僕を置いて何処か、遠い所に行ってしまった。良い子にするから戻って来てよ。」と心の中で思っていた。 


ふと気が付くと

黒猫🐈‍⬛が近くに寄って来た。感覚的にあきら君が

猫好きって分かっているらしい。

「泣かないで、、、。」と言っている様な瞳で見つめてくる。

可愛い子 おもわず涙も止まり、じーっと見つめあいました。

「こっちにおいで!」と呼ぶと人間の言葉が分かるのか、近くに来ました。


どこかの飼い猫か?野良猫か?

真っ赤なリボン🎀を首輪代わりにしている。


「ネェ、子猫ちゃんの名前は、なんて言うの?」

じーっと、見つめながら、「私は、ふうちゃん」と名前を言った様な気がした。


「へぇ、ふうちゃんって言うんだ。可愛い名前だね。」


「ありがとう❣️可愛い名前だから、気に入ってるの。これから、私の事をふうちゃんって呼んでね。」


「何処かへ遊びに行きましょう!」


「そうだね!これから、どこへ行く!」


「じゃあ、私に付いて来てね。」


これから、何が起きるのか気持ちがワクワクして来ました。