さて、すっかり時間が空いてしまったけど…
旦那がある程度冷静さを取り戻したので、
いざ『千光寺』にお参りに
（冷静じゃなくなってた経緯はこちら
）
千光寺のある先山（さきやま）は
国生み神話の中で最初に創られた場所
（だから『先の山』）、
つまりイザナギとイザナミが
最初に降り立った場所と言われています。
淡路島十三仏霊場と淡路四国八十八ヶ所霊場、
どちらも第一番の札所として指定されているのは、ここが始まりの地とされていたからじゃないかな
千光寺のご本尊は千手観音。
狛犬ではなく猪が置かれてます
）
旦那はつらい想いでお参りするんだろうなあ…
と心配していたら、
本殿に向かう途中の不動明王様に、
「辛かったね。ここまでよく来たね」って、
優しい言葉をかけてもらったそうな
その優しさに触れ、
また泣いておりましたわ
本堂の千手観音と、
イザナギ・イザナミが祀られた祠、
二柱御大神をお参り
そう、千光寺は神仏習合のお寺なのです
こちらでも何かメッセージを賜ったんだけど
旦那の解放のインパクトが強すぎて
あまり覚えてない
ま、でも魂には記憶されてるだろうから
よしとする
境内を出ようとすると、
右手に赤い小さな鳥居が
鳥居をくぐると鬼子母神の祠と、
その先には『稲荷神社』が。
今まで旦那はお稲荷さんが苦手で、
入れないことが多かった
けどこちらには、
「ここ知ってる」
って、自分から入っていった
「辛いときはいつもここに来てたんだ」
当時彼（彼女）は辛いときはいつも
ここに来て泣いていたらしい
そしていつもお稲荷さんに優しく励まされて、
なんとか日々生きることができたそうな。
とても優しい、お母さんみたいな雰囲氣の
お稲荷さん
心のよりどころだったんだね
同じ境内に鬼子母神もお祀りしてあるから、
実際お母さん的な性質が強いんだと思う
やっと分かった。
旦那がお稲荷さんが苦手だった理由。
本当は、心のよりどころ的な、
大好きな存在だったんだ
けど、お稲荷さんに行くと、
このときの記憶に触れてしまう。
どうしても思い出したくなかった、
封印していたいこのことを
思い出してしまうかもしれない。
だから、思い出すことのないよう
お稲荷さんを避けてたんだ。
本当に遠ざけたかったのは
お稲荷さんじゃなくて、
この時の記憶。
苦手なものは、
それそのものが苦手だからとは限らない。
そんなこともあるんだね
お稲荷さんは
いつも優しく見守ってくれてたのにね
旦那、ここでも号泣
今回目的地にしてたのは「岩戸神社」
『千光寺』はついでというか、
『岩戸神社』まではここで車を降りて
歩くって案内があったから、
時間があったらついでに寄っていこう、
ぐらいの認識だったのに
まさかこんな大事が待っていたなんて
行くべきところには
ちゃんと行くようになってるんだよね～
境内のニャンコがお見送りしてくれました
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