今ハイデラバードくんだりで比較的長めの出張生活を送っている、そのきっかけは2014年だった。いや、この会社を選んだのがそもそもの…などと言い出すとキリがないので2014年ということにしておこう。
この年、うちの会社はオランダの同業会社、仮に蘭社とでもしておこう、を買収したのだ。
この蘭社の成長モデルは海外の小さな同業を買収しながら横展開をして行くスタイルで事業を拡大していた。つまり、色々な国にオフィスがあるのである。
そう、グローバル化だ。それも、一夜にしてとたんに十数ヶ国にオフィスをもち、総社員数がゆうに1000人をこすことになるというスーパーグローバル化だ。
そして、蘭社のシステム開発部はインドにあるらしい。
そう、自分の仕事はSE。
「SEだけには絶対ならない」という信念をもって入ったのがこの会社だ。学生時代は生化学を専攻し、情報科学の単位をことごとく落としてきた(サボってない。実力だ)のだから当然の決意だろう。
「最近、うちのインターネットが壊れた(※)」
と臆面もなく発言して憚らなかった(原因はエロサイトの閲覧しすぎによるウイルス感染。ほっとけ)自分が、入社初年度にまさに最初の配属発表でプログラミングが必要になる部署に配属されたのだ。配属発表のとき死にたい気持ちになったのは言うまでもない。
まあ、いずれにせよ、蘭社買収の発表があったその場で同僚(上司だったのだが上司と思ってなかった)と顔を見合わせ、そっと呟いた
「インド行きたいです」
31歳。少し、飽きていたんだと思う。
すべてはここから動き始めたと言っていいだろう。
それでは、いい旅を。
(※)インターネットは壊れない。もしそう感じたなら、壊れてるのはお前もしくはお前のデバイスだ。SEが言うんだから間違いない
