ざっくりとした機能で言えばアシスタンス機能付きのスピーカーといったところでしょうか。
アレクサというクラウドで対応する音声認識システムが内蔵されていて、
「アレクサ、今日の天気は？」
と質問すると、デフォルトではアマゾンの注文発送先の住所の天気を
「〇〇町の天気は〇〇、最高気温は〇〇、最低気温は〇〇です。」
と教えてくれます。
（この住所は設定で郵便番号などから変更も可能です。）
それに、
「アレクサ、クリスマスっぽい曲かけて。」
や
「〇〇の曲かけて」
にも対応していました。
今日は届いたばかりで楽しかったので、いろいろ試してみたんですが、ちょうど昨日見ていた映画で
「 3000ポンドが、、、」
というシーンがあって、わざわざスマホでポンド対円のレートを調べるのが面倒だったので、レート換算もアレクサでできたらいいなぁと思い
「アレクサ、3000ポンドは今何円？」
と聞くと、
「3000スターリン・ポンドは現在、455,141.8円です。」
と教えてくれました。
なかなかやりますね。
他にも、
「楽しい話をして」
や、
「いい話をして」
「冗談を言って」
それに
「1月1日の天気を教えて」
や、
「radikoでFM福岡のラジオをかけて」（これはiPhoneやAndroidのアレクサ設定アプリからradikoのスキル登録が必要です。）
にも対応。
あの芸人さんのトレンドワード、
「地球に何人男がいるの？」
にも答えてくれます。
なかなかいいですね。
対応コンセントやスマートホームデバイスを連係させたら、
「電気を消して」
はもちろん
「照明の明るさを20％にして」（調光対応の製品）
もできるようです。
アレクサに対応したスマートホームデバイスを設定したら
「アレクサ、おやすみ」
で家のキーロック&電気を消す、まで対応できるようです！！
すごいですね。21世紀っぽい生活がもう実現できちゃいます。
、、まぁ、もう21世紀入ってだいぶん経ちますからね、。
使ってみて感じたのは、リビングのテレビ横に置いて、リビング内から普通の会話のニュアンスと音量でちゃんと認識してくれる点がすごいですね。
それと、アレクサで曲をかけている最中、つまりアレクサのスピーカーから曲が流れている状態でも、こちらの
「アレクサ、音量を下げて」
を聞き逃さない点。
これはすごいなぁと思いました。
マイクとスピーカーは10センチ程しか離れていないのに、スピーカーから出る音にかき消されずに、数メートル先にいる僕の声を認識してくれるのが嬉しかったです。
一晩目、1時間ほどゴニョゴニョ息子と一緒にアレクサと遊んだ感じでは、概ね、やるなぁ！といった感想でした。
前後の文章からもちゃんと語彙を修正するようで、先ほどの3000ポンドのレートを調べた際も、スマホのアレクサアプリ側から履歴で調べると、マイクでは「3000温度って日本円でいくら？」
と誤認識しているんですが、その誤認識をおそらく日本円というキーワードから自己修正したようで、回答ではちゃんと聞き間違いの「温度」を「ポンド」と修正して回答してくれていました。
iPhoneのアプリ側の履歴から確認するまでその聞き間違いしていたことをこちらが気がつかないくらいの迅速なスピードでレスポンス良く正しく回答してくれました。
あ、もちろん、iPhoneとAndroidのアレクサアプリは初期設定や各種カスタマイズには必要なのですが、通常機能はコンセントとwifiにつないだecho単体で全て対応してくれます。
自分のライフスタイルでは他に、
「10分後に知らせて」
や、
「明日7時半に起こして」
や
「〇日〇時にリマインダーして」
なども便利でした。
スピーカーの基本的な音質も良く、様々な曲で試しましたが、単体でもそう不満のない標準的なバランスでした。
使えば使うほど機能を学習したり語彙をAIのように学ぶようなのでしばらくはいろいろ話しかけてみようと思います。
そういえば、購入前にYoutubeなどで使用感を見ていると、「アレクサ、、」と話しかけるのに抵抗ありそう（なんというか照れくさいというか、、）と思っていましたが、数回試して見るとあまりにも自然な音量と喋り方でも認識してくれるのですぐに違和感や照れ臭さは無くなりました。
本当に普通に話して認識してくれます。
これも意外な驚きでした。日本での販売開始直後なので日本語認識度合いに不安はありましたが今の所そう不満はありませんでした。
次は対応コンセントを購入して、電気スタンドのオンオフを試してみようと思います。
ちなみにアレクサはアマゾン内での購入にも音声対応しています。誤作動や子供が勝手に買い物してしまうようなことのないように買い物には別途パスコードロックも設定可能で安全にお買い物できるようですよ。
ちょっと毎日が楽しくなりますね。
近未来だったはずの未来が、自分の家にもやってきたような楽しい体験でした。
