朝、明るくなるのも早くなってきましたし、
夜、暗くなるのも遅くなってきました。
冬、終わりましたね
しつこいですが、虫ネタです
。
そろそろ、ノミやマダニの予防を気にされて
来られる方々が増えてきました。
フィラリア予防はもうちょっと先ですね。
フィラリアは犬だけの感染症ではありません。
猫にも感染します
本来は犬糸状虫という名前ですので、
イヌ科の動物に好発します。
猫は抵抗力があります。
が、
犬にフィラリア症がある地域では
猫でも同様に発生していると思っていただきたいです。
犬における発生率の約60～90％の猫でさらされていると言われており、
多いと思います。
症状は、
1段階目・・・咳、呼吸困難、嘔吐ですが、3割程度の猫は無症状と言われています。
2段階目・・・強い炎症や血栓症が原因で突然死
3段階目・・・1，2段階目を乗り切った子たちですが、慢性的な肺障害。
有効な治療法はありません。
・・・淡々と書きましたが、おそろしすぎませんか
そして、飼い主さんがその症状に気づきにくいのもややこしく、
診断も非常に難しいです。フィラリア症に感染した猫の
半数では異常が認められません。
血液検査で陽性陰性が分かるかと言えばそうでもないんです。
レントゲンや超音波検査、血液検査を
繰り返し繰り返し・・で、分かるか分からないか・・です
治療もリスクを伴います。
お腹に湧く虫と違い、
虫下しを使用しても体の外へ出られません。
体内に残ってしまいます。それが血栓となって詰まると
命に関わります。
なんら良いことの一つもありません・・。
かからないための予防に限ります。
ちょっと長く難しい話になったので、
また続きを後日にしますね。
ちょっとかわいい子のご紹介。
パグの
梅子ちゃん
です
ちょっとシャイな女の子なんですが、
飼い主さんと看護師さんがお話ししている間、
フードをあげたらめちゃめちゃかわいい顔を
見せてくれました
この顔・・
すべての人がハートを撃ち抜かれると思います
まだ半年の子犬ちゃんですが、
このまま大きくなってほしいです
＊おしらせ＊
3/23（土）の午後の診察は18時まで。
4/2（火）は所用につき全日休診します。
マハナ動物病院
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