「どこのにしようか迷う内にギリギリになってしまって。だけどやっぱりこの味を教えてあげたい」

と、お身内のお祝いの席での詰め合わせのご相談をいただいたのは、3日前のことでした。

私のおやつは、卵・乳製品・白砂糖を使用しておりません。

元々はアレルギーのある家族に穏やかなものを、の思いからでしたが、それは徐々に、量産品では負担が大きい方に届くといいな、という想いになり、今は、特別なカテゴリーのおやつとしてでなく、どなたとでも一緒につまめる、楽しいひとときのお手伝いが出来たらいいな、と考えています。

今回ご依頼くださった方は、マクロビでもベジタリアンでもありません。

アーティスティックで、時にストイック、とてもスピリチュアルな感性の方です。

是非、と求めていただいたことは、これまでゆっくりながら続けてきたおやつ作りに込めてきた私の想い、に、ひとつの結果をいただいたような、大きな節目だったと思います。

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ワクワクするような華美な外見はありませんが、ホッとしたいひとり時間、大切な人と過ごす柔らかな時間、そんなあたたかなときを共に過ごせる「また食べたいおやつ」を目指し、そうあり続けていきたいと思います。