右手首骨折から
はじまったハワイ島滞在。
初日からワークショップ。
痛いのを我慢して
みんなに
ついていこうとした。
大丈夫、なんとかなる、
と思おうとした。
ところが、旅の仲間の中にいた
ヒーラーの女性に言われた。
「今日は動かない方がいい」
返す言葉はなかった。
その通りだと思った。
みんなを見送って
ひとり宿で留守番。
ハワイ島まできて
いきなり骨折して
みんなにおいていかれる
急に寂しさのようなものが
こみあげてきた。
腕がズキズキして
痛かった。
それを隠して
ついていこうとした。
痛くて
車に乗ってるのも
きついのだから
みんなと同じようになんて
動けない。
わかっていたのに
みんなと同じでいたかった。
それだけではない。
色々な思いがあった。
迷惑かけてはいけない。
心配かけてはいけない。
あの人には無理ね、と思われたくない。
みんなと同じにように扱われたい。
必要以上に心配されたくない。
かわいそうなひとに
思われたくない。
自分の中にある、
わずかでもかんじるものを
全部"ある"ものとして
感じてみた。
そして、ふと思った。
がんばろうとするのをやめよう。
無理しようとするのをやめよう。
頼れることは人に頼ろう。
そのままの自分でいよう。
そう思ったら力がぬけたのか
なんだか、泣けてきた。
ひとり留守番した時間は
私の中の私と繋がる
大事な時間だったのだ。
一日、留守番することで
できない
自分がうけいれることができた。
みんなのお世話になって
楽しんですごそう!
