子ども達が小さい頃
思っていた。
"日々の経験の中で作ってしまった
たくさんの思い込みの枠を
はずして
もっともっと自由な発想で
のびのびと生きたい❣️"と。
不登校の次男が高校3年の
ある夕方の事だった。
夕飯を作りながら、
ふと
食卓で漫画を読んでいる
彼の後ろ姿が目に入った。
その後ろ姿をみていたら
なぜか、こう思った。
彼は何も間違ってない。
だめなんかじゃない。
これでいいんだ…
これが彼が選んでいる
ベストな道なんだ…
その瞬間、
私は、さっき書いた、
私が決めた事
なりたかった自分の姿を
思い出した。
私が決めたんだ。
私が決めたように
なれるように
息子は私の長年の
正しさや、常識や
思い込みの枠はずしをさせようと
ずっとずっと長い間
私に何を言われても動じず
自分の道を
ただ歩きつづけてくれていたのか…
そう思えたとき、
初めて、
いやな役をやってくれていたんだなー
と
腹からお詫びがわいた。
私に
怒られ、否定され続けて、
もし、息子が私の思うとおりに
なる子だったら…
今の私は…いなかった。
こんな深い喜びと感謝を
感じれることもなかっただろう。
ありがたさで
いっぱいになった。
見えないけれど
ある世界を
感じずにはいられなかった。
ごめんなさい
ありがとうございます。
