28話

次男の話をしていると、
言われることがある。

怒ること、あるんだねー

とか

大変なときもあったんやね

とか。

今の私と
"怒る"ということが
結びつかないらしい。

ずっと悩みとかもなく
穏やかに生きてきたように
みえるらしい。

そんなわけないやん^^;
と思う

15年間かけて
一生分怒った気がする。
怒りすぎると
息苦しくなって
怒るって
絶対健康によくないなって
思った。

いつも私だけが
1人で怒っていて
ばかみたいだなって
思った時もあった。

"あの頃の2人
ひどかったよなー"
毎日みていた長男が言う。

ひどい毎日も
笑い話になる日がくるとは
あの頃は
思っていなかった。

そんなひどい毎日の中でも

こう思えるようになりたい
こんな関係性を築きたい

自分の中で
描いていた世界があって
でも、そう思えない
そうできない自分と
葛藤しながら
そこにむかって
毎日があった気がする。

あきらめないでいれたのは
私であり
私ではない
私の中のわたしが
あきらめないで
いてくれたのだと
ある時、
ふと思ったことがあった。

そんな
私の中のわたしとの
信頼関係を築いていくこと
コツコツしか
できないことだけど

でも
コツコツ積み上げた信頼は
確かさとなって
自分の中に絶対的な
信頼として存在する。

もどれる場所が
いつもあることに感謝です。