3人の目の子どもが

歩き出した頃、

子どもが手が離れたら

何をしようかと

考えた。


何年も

子育てしかしてこなかった。

やりたいことも

浮かばない。

できることなんて

何もない気がした。


ただ、

好きだったことは

ひとつだけあった。

誰に言われなくても

自ら探し、知りたいことがあった。


子どもが生まれてから

問題だらけだった。

長男のアトピーに

次男の喘息

長男の赤ちゃん返りに

かんしゃくもちの次男

ひとつがましになれば

またすぐ起こる子どもの問題で

気持ちが落ち着く事がなかった。

毎日イライラしっぱはし。

気づいたら

怒ってばかりいた。


どうしたら

怒らない自分に

なれるのだろう…

何があっても

気にならない自分に

笑っていられる自分に

なれるのだろう


なりたい自分になりたいのに

なれない自分。

子どものせい

病気のせい

こんな私に育てた母親のせい

色々なことのせいにしながらも

探していた。


いつも穏やかな心でいられる思い方…


心理学を学んだり

子育ての本を読んだりして

実践してみたものの

変わらなかった。


変われなかった。


でも、なぜだかあきらめられない

一点が私の中にあった。