娘の誕生日に思う。
昨日は22年前に娘がうまれた日。

3人の子どもの3番目にうまれてきてくれた娘。
娘がきてくれたおかげで、
私は大事なことを
思い出させてもらったことがある。

私は3人目にして、
初めて、本当にしみじみと、
赤ちゃんをみていてこう感じたことを
覚えている。

"赤ちゃんって…可愛いなぁ…"

そんなこと、きっと多くのお母さん達にはあたりまえのこと、なのかもしれない。

でも、私は、3人目の子どもをもつまで、本当に心の底からそう感じたことが
なかったのだ。

その頃は、お母さん達が、産まれてすぐに赤ちゃんを可愛い✨と言って幸せそうに子育てしているのをみて、
世の中のお母さんはえらいなーと思っていた。

お母さんという存在は、
赤ちゃんを可愛いと思うのがあたりまえで、
私には、普通の人のような母性が
ないのかもしれない…💦
みんなのように思えていない自分は
だめな母親なんだ…

そう思って
そんな自分を誰にも言えず隠していた。

1人目の時は、産後の自分の体の痛みで、
2人目の時は、長男の赤ちゃんがえりが強すぎて、いつも違うことで自分の中が
いっぱいだった。 

もちろん、一瞬は可愛いと思うのだけれど、いつも他の"大変"さに、のみこまれてしまうのだ。

娘がうまれてきて、
しばらくしたある日、娘をみていたら、
ずっとみていてもみていても
飽きなくて…

赤ちゃんって、なんて可愛いんだろう✨

と、思っている自分にきづいた。

自分で自分に驚いた。

そんなふうに思わせてもらえるものが
私の中にもあったのだ。。。  

初めて感じた、あったかーいしあわせな感覚だった。

何かをしてもらったわけでもない。
ただ、そこに存在する娘をみているだけで、しあわせな気持ちにさせてもらった。

うまれてきてくれてありがとう♡

娘にむかって、何度も言った。

もしも上の子ども達の子育てがなかったら、
この喜びをもたされていることが
こんなに嬉しいことだと感じることは、鈍感な私にはなかったかもしれない。

それでも、
上の子どもたちがいてくれたおかげだと思えたのは、
ずっとずっと後のこと。

必ずいいふうになっている。

その確信を自分の中で深めていけた
これもそのひとつのありがたい経験
でした。