最近花を家におくのが前より好きになった。
花をみてると、
母が花がすきだったことを思い出す。
母は育てるのが好きで、朝から晩まで働いて忙しいのに、縁側にたくさん鉢をおいて、いつも何かの花を咲かせていた。
私たちが生まれる前、
まだお金がなかった父との生活の中、
その時ギリギリの最後に残ったお金で、母はパンを買わずに一輪のお花をかって、ちゃぶ台に飾った、
と話してくれたことを、ふと思いだす。
自分のことは自分から話さない母が、
聞かないのに話してくれた
私の中に唯一残っている話。
食べ物より花をかってきた母に父は
何て言ったのだろう…
2人で花をみて、どんな会話をしたのだろう…
急に母にお花を届けたくなって花屋さんにいって施設に届けてきた。
鮮やかなピンクに目をうばわれて、
うちにも2本だけ買ってかえった✨
前は野に咲くような優しい小さな花が
好きだったけど、
大きな華やかさのある花も
今は好き。
きれいだよねーーー。
お花って✨
可愛いな〜と見てるだけで
