友達との待ち合わせに向かっていた日のこと

駅についた時、カバンにスマホが入ってないことに気づいた。

2時間で、また家に帰るし、
場所も約束してるから、取りに戻らなくても大丈夫だろうと、そのまま向かったら…

約束していたお店がお休み。
まわりを見渡してもお店もないし…

友達はどこにいったのだろう…❓

連絡しようにも電話番号はスマホの中。

近くのショッピングモールにいって、行きそうなカフェをのぞいてみたら……

いない。

違うカフェにいってみても…

いない。

「ウロウロしてるから、着いたら連絡してねー」
そんなメッセージがきっとLINEにきてるんだろうなーと思いながら、
スマホを忘れてきたことも伝えられない。


原点にもどれ、何かできいたな〜と思って、もう一度
約束した場所に戻ってみたけど…

いない。

そして、また、さっきのカフェをのぞいて…
もう一軒のぞいて…
なんでかわからないけど同じパターンを3回繰り返してみたけれど…

いない。

向こうから歩いてくる人が、友達にみえたりするけど.…

別人。


こんな時、友達ならどうするかな〜と想像してみたり、
私が反対ならどうするかな〜と想像してみたり

想像力を働かせてみる。

そんな時、ふと思う。

連絡もないから、あきらめて帰ることも、

怒って帰ることも、

何かあったのかと心配することも、

これが男女の約束だったりしたら、縁がないのかもーなんて思うこともあるかもしれない。

ひとつの出来事から、人によったらいろーんな思いがでてきて、相手を評価したり、出来事を良し悪しを
決めたりして、その人が思ったように現実は展開されるんだろうなー。

でも…
最後はハッピーエンド✨
と決めていたら
どうなったとしてもハッピーエンド。

会えるかもしれないまでの時間を
楽しむことにしてみた。

でも、どうやって連絡とったらよいのやら…


そんな時、ショッピングモールのアナウンスの声が聞こえてきた。
あった❗️昔からある、あえない時の 必殺技‼️
最近、すっかりその存在を忘れていたけど、
まだ存在していたことに感動✨
ありがたいーー。

この歳でアナウンスされたら、驚いてとんでくるかと思えど…

現れず。

この建物にはいない可能性大!
ということで、この建物をでて、やはり原点に
戻ることに。

よくみたら、そのすぐ向こうにカフェがあったのを発見。
まさか、ここにいたのか??

のぞいてみたけど

いない。

もうこれが最後と思って、約束した場所にもう一度行ってみたら…

いたーーーー✨✨✨
いた、いた、いた✨

ウロウロして1時間、やっとあえました❣️


どこで待つか、お互いに考えながら、移動して、移動して、やっぱり最後は、原点にかえる(笑)

お互いに、タイムリミットまでは、きっと帰ることはないだろうと、思っていたことが同じだった。

「あえてよかった〜」
ただただ、そのことを喜べる関係が嬉しい。


1時間の非日常な時間
起こることをどう喜べるか。
こんなことからも、経験させてもらえました✨

ありがとうございます。