わんこの病気 ☆脂肪織炎☆ | MAHALOHA mana

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チワワのマナちゃん(17歳)とふたり暮らし。
ワンコとお出かけブログをマイペースで更新中です!

今夜のブログは わんこの病気 脂肪織炎について

 

こういう病気もあるのね~って知ってもらう意味でもあり

そうすることで もしも同じ病気に罹った時に

早い段階で気がついてあげれる

 

そして それによって

より早く治療ができたなら

 

ワンコにとっても体の負担が少なくて済む

 

そういう思いもあって

マナの治療ログをUpします

 

文章 多めで楽しくないけど

読んでもらえたら 嬉しいです

 

中ほどに マナのうんP最中 ちょこっと血がついてるお写真あります

そっち系がダメな方はスルーで お願いしますね

 

 

 

さかのぼって こちら

昨年10月の終わりに撮った一枚

 

 

 

刈りすぎると 白くなるから そうならない位でお願いしますって 言ったのにぃ~~
しかも ずっと伸ばしてきた 耳の飾り毛も バッサリ!!
 
初めて行ったトリミングサロンでした
文句を言ったところで カットした毛が戻る訳ないので
もう二度と行かないむかっ   と思い帰宅
 
その夜
そんな 最悪な出来事が まさかの幸運を呼びました
 
 
いつもは 毛深くて触ってもわからなかった腰のあたり(矢印)
2mmくらいの小さなシコリがあるのに 気がついたの目
 
老犬に 多い良性の脂肪腫かなって はじめはね
でも 気になって 翌日 病院へ
 
 
悪いものだといけないから
針をさして中の細胞を取り(細胞診)それを検査機関に出してみますと
 
その結果は
 
 
診断 マクロファージを主体とした脂肪織炎(しぼうしきえん
 
上述した細胞は、マクロファージ/組織球と判定されます。背景や細胞質内にみられる空砲(脂肪滴)の存在から、炎症は脂肪組織にも及んでいると考えられます。今回の標本からは炎症の原因を特定することはできません。また可能性は低いですが、
脂肪肉腫を含む非上皮性腫瘍も鑑別に含まれます
今後、治療に対する反応が良くない場合や、腫瘤が肥大傾向を示す場合には、切除による病理組織学的検査をおすすめします。
 
とのことで
初めて聞く 病名なので調べてみたら
 
 
脂肪織炎とは
 
皮膚の下の脂肪症がおこる病気
要因は様々で 細菌などの感染症による【感染性】と細菌性とは無縁な【無菌性】に分けられる
 
マナの場合は後者で
 
 
無菌性脂肪織炎で近年、特に注目されているのが「免疫介在性」と考えられる症例だ。自らの免疫システムが何らかの要因で脂肪織組織を「異物」と認識して攻撃していると思われる。とりわけミニチュア・ダックスフンドに多く、その遺伝子の中に発症を促す「誘発遺伝子」があるのではないかと推定されている(コーギーなどの犬種にも見られる)。この場合、体のあちこちに発症することがある。なお、東京農工大学附属家畜病院で取り扱った脂肪織炎30例中、半数がミニチュア・ダックスフンドで、コーギーは1割であった(残りはシー・ズー、シェルティ、チワワなど)。
 その他、何らかの手術後、手術跡に無菌性脂肪織炎が発症するケースも少なくない。この場合、皮膚縫合に使用された「糸」が脂肪組織にアレルギー反応のような悪影響を及ぼしているのではないかと疑われているが、詳しい因果関係はまだ明らかではない。
また、皮下注射後、その跡に発症することもある。<P-WELL通信より>
 
 
 
医師から言われたのは
この疾患には
ステロイド投与で免疫を抑制するのが最も効果的な治療法であるということと
 
診断書での所見から
細胞の中に脂肪肉腫を含む非上皮性腫瘍もほんのわずか含まれてて 悪性の可能性もゼロではない ということもあり
 
この日から すぐにステロイド投与が始まりました
 
 
 
カプセル2カプセル6投薬記録カプセル6カプセル2
 
2015年11月
08日  プレドニゾロン 1.5錠/日 トコフェロール1錠/日
 
病変部が縮小したので減薬
20日  プレドニゾロン 1錠/日                 〃
 
縮小したので減薬
12月
01日  プレドニゾロン 0.5錠/1日おき  〃
 
リバウンドのため増薬
15日  プレドニゾロン 1錠/日       〃
 
縮小したので減薬
22日  プレドニゾロン 0.5錠/日     〃
 
縮小したので減薬
2016年1月
14日  プレドニゾロン0.5錠/一日おき 〃
 
22日 病変部が完全消失したため プレドニゾロン投与終了
 
 
あの 最悪なトリミングサロンのおかげで
軽症からのスタートだったことが幸いして 悪化せずにシコリが消失しましたラブラブ
 
 
あとは
再発する可能性が高いということもあり
 
極々少量の ステロイドを投与し続けるか
 
もうひとつの 選択肢として
体への負担が少ない漢方薬に切り替えるか
 
その場合 専門病院を紹介してくれると
「一度話しを聞いてみるのも ひとつの手ですよ」
ってね
 
なので
とある漢方治療専門病院へ行くことに
 
 
ほそぼそやっているので ブログなどでの紹介は不要とのことぷぷ
なので あえて名前は載せません
気になる方は メッセージで聞いて下さい
 
はじめはカウンセリング的なことから
 
西洋医学では免疫力を下げる治療を行う
 
それに対して
 
漢方は免疫力を上げて
身体が本来持っている治癒力を高めることによって治療する
 
 
ただし 西洋医学のようにすぐには結果が出ることはなく
好転するのに時間を要する 
 
更に ステロイドの治療をしていた場合
一時的にリバウンド(再発)する可能性もあること
 
漢方では 腸から熱を出す時に
便が緩くなったり 回数が多くなると血便が出ることがある(好転反応)
 
そんな説明を受け
漢方薬をはじめてみることにました
 
良薬口に苦し  というけれど
舐めたら ウェ~ってなるくらい
苦いアセアセ
 
コレをどうやって マナに飲ませるか
 
それは 必殺サツマイモ団子やきいも
 
サツマイモは 繊維質なので整腸作用もある
甘味もあるので その中に入れて丸めあげると
 
苦味も感じずに パクっと
 
食いしん坊マナちゃんにとって 世の中にこんなに美味しいものがあったのか~
ってくらい 毎朝楽しみに食べてくれました
 
2月6日 (漢方薬を飲みはじめてから1週間後)
軟便になり  血便も出始めました
 
  (画像小さくしてます)
 
漢方の好転反応ですから 問題ありませんとの事
 
マナも ぐったりした様子は全くなく 元気
食欲も変わらず
 
こんなカンジが2~3日続いた後は 回数も減り
いつも通りに 戻ってきました
 
そして
ステロイド投与を止めた 1月22日から
心配していた 再発もなく 今に 至ります
 
ステロイド投与を止めると早い段階での再発率が多いそうなので
マナの場合は漢方が効いているということになるのかな
 
脂肪織炎は 小さなシコリから
そこが大きく肥大して膨らみ 破裂して膿がでる
それが多発する病気です
 
歳をとってくると 免疫力が下がりそうなると罹りやすくなる疾患のようです
 
早い段階で見つけてあげることができたなら 症状も軽くて済みます
このブログが少しでも お役に立つといいなハート
 
 
 
 
次回予告 いつ行ったか忘れちゃった(笑)
東北旅 かみんぐす~~んハート
 
 

今日も読んでいただき ありがとうございました!!!
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