みなさん こんにちは
もろもろの手続きなど所要をまとめて片付けるため
帰省したときのこと
昔の職場の子たちと
引っ越して初めて数年ぶりに会ったんですよね
前会った時は確かまだお子さんが幼稚園くらい
今は高校生になるって聞いてビックリ
人の子の成長は早いですね
働いてたときはその子はまだ独身で
私がやめるころに産休とってたかな
夫が亡くなってから初めて働いた職場
入る時からシングルマザー
子供がまだ幼かったので当時はパート
その子は社員で破天荒な自由気ままな性格
職場のムードメーカー
女性が少なくてみんな仲良し
年は私が1番上だったけど
一緒にランチしたり
プライベートでも家に行き来して
辞めてからもたまに会ったり
家族ぐるみの付き合いで子供も可愛がってもらいました
その彼女はこれまでは
母子家庭の私の話を聞いても
全然大したことないって反応で
職場でも
私はそんな苦労してない
生活感ない人
って思われてたようです
会社では
バリバリ仕事して
明るく過ごしてたから
そう見えたのかもしれんけど
たまに話す苦労話も
鼻で笑われるくらいの勢いでした
そんな彼女も今は訪問介護の仕事をしてるとか
キャラとは違って意外すぎて
全然想像つかない
よく聞くと
同居の自分の祖母の面倒見てるとか
年を聞くと義母と同い年でした
夫は遅い年の子
痴呆もあり
トイレもそそうするから掃除したり
お風呂も介助して入れてあげたり
暴言はかれたりと
専業主婦だった彼女が面倒みてたけど
だんだんと大変になり
それで介護の資格を取ったのかもしれませんが
性格は変わらずなのに
10年前と同じ話をしても
反応や返す言葉が違うんですよね
話が通じる
って感じ
それだけ
身内の面倒を見る大変さ
また訪問介護で他の家の内状をみたり
病気の人と接して
苦労してみて
色々学んだんだろうなと推察
なんでも彼女の家は代々養子取りで
女系家族
実家の跡取り
母屋に彼女家族と祖母 離れに両親
祖母の面倒をほとんど彼女がみてるのを
旦那さんが両親に激怒して
味方になってくれた
旦那さんという味方がいなかったら
潰れていた
という
後ろ盾のあるないでは全然違う
旦那さんが味方してくれてほんとよかったと
私は20代から
夫を亡くし義実家の近所で
しかも義実家の隣りに義兄家族
そんなアウェーの環境
彼女は40代でやっと
ひとりではきっと大変だったと言う
私が後ろ盾なくしてどんだけ大変だったか
やっと少し理解するような言葉があった
あの頃言ってた意味が少しはわかったかな
人は自分が経験してみないと
他人の苦労が本当の意味で理解できないんだな
だから苦労してわかって欲しいと思っても
なかなか他人には伝わらないものなんですよね
逆に苦労した人は
他人の痛みがわかるんですよね