そういえばあのころ友達と会ってなかった | mahaloakua本音のつぶやき♾身口意で生きる♪

mahaloakua本音のつぶやき♾身口意で生きる♪

子供が1歳のとき夫と死別/経験・学び・家族や義実家との関わりを綴っています。子供は社会人おひとりさまの老後の過ごし方を模索中,゚.:。+゚旅行好きな繊細さんアラフィフ,゚.:。+゚
【アメンバーは何度かやり取りのある方で共感してくださる人】メッセージにて申請下さい

子供を出産してから

 

友達は出産祝いに顔を見に訪ねてきてくれました

 

生後3ヶ月頃から

アトピー性皮膚炎の症状が出始めたので

 

ケアしたり

病院に通う 毎日

 

1才ごろまでは

まだ夜中に何回か起きていたので

いつも寝不足

 

 

友達は当時

まだ働いている子も多く

 

今思うと 

お祝いを戴いてから

次に仲の良い友達に会ったのは

 

夫のお葬式だったかも

 

出産したころ 

携帯はまだまだビジネス用でしか持っていない時代

もちろん私も友達も持っていなくて

 

夫は仕事用に持っていたけど

メール機能もなかった

 

今のように

スマホで気軽に連絡を取り合ったり

FacebookやTwitterなどで

近況がわかるというものもなかった

 

家電が連絡手段だったころ

 

 

昼間に連絡を取れる子も少なく

バリバリ働いているか

子育て真っ最中だったり

 

 

そんな時代のなか

会わずにコミュニケーションする手段は家電しかなかった

 

遠くに住んでいる友達からは

お悔やみの手紙をもらったりしていた

ありがたかった

 

 

入院中に友達の結婚式があったけど

かなり夫の症状が重いときで

 

とても式に出れる状態ではなく

夫が入院しているからと

病名は伏せて

断っていた

 

おめでたいときに

うちはスキルス胃がんの末期ガンで

余命宣告を受けて

闘病中なの

 

とは言えるはずもなく

 

 

夫がガンで入院中のことは

友達に誰も言っていなかった

 

もし 言うと

友達もどう反応して良いのか

戸惑うだろうし

 

私も友達の前で

泣き崩れてしまうかもしれないと思った

 

 

誰にも言わないことで

なんとか精神を強く保っていたと思います

 

そのころ友達とゆっくり会ったことはなくて

 

 

葬式のあとも

子供を連れて友達のところに遊びに行くことも

しばらくはなかったのだ

 

 

どうやら友達から

私は強くて ひとりでやっていける

 

そう思われていたようだ

 

元々 

人に頼ったり 甘えたりすることができない性格ではあったが

 

そんなに強くない

 

現実を 生きていくために

ボーッとしたり 

泣いていたり

くよくよしていられなかっただけ

 

 

今みたいにスマホで

時間関係なく

連絡が取り合えたり

 

 

他の同じような人のブログを読むことができていたら

どんなに 気持ちが軽くなっただろう

 

そしたら 同じ経験をした

体験者のことを知ることができただろうし

コミュニケーションもとれただろう

 

 

だから

同じ体験をしたものとして

このブログが

誰かのお役に立てればうれしいなと思う

 

 

 

ほんとうに当時は 孤独で

一人で抱えて進んでいくしかなかったな