クラウドファンディングにて、みなさまからの多大なるご協力により実現することになった『少年ハリウッド』のライブ完全版が、おかげさまでもう間もなく完成いたします。
総額76,959,820円
おひとりおひとりが大切なお時間と命を使って頑張られた日々のエネルギーをそそぎ込み、みなさまが形にされた圧倒的な数字です。
なんのお話だろう?
と、思われるテレビなどでたまたま私を最近知って下さった方も、少し聞いて頂けますと嬉しいです。
私が原作、脚本、作詞、シリーズ構成で関わらせて頂いている作品のお話しです。
知っていただけるだけでもありがたいので、よろしくお願いします。
地上波で分割2クール放送された『少年ハリウッド』という、アイドルをテーマにしたアニメがあるのです。
アイドルアニメなの?
アイドル、あまり興味ないからなあ。
という部分で食わず嫌いになりかけている方、もう少しお話しを聞いて頂けますと幸いです。
アニメ『少年ハリウッド』は2クール放送されました。
黒柳監督をはじめ、関わるみなさまの情熱により吹き込まれた命は本当に丁寧に描かれていて、観て頂ければ必ず皆さまの人生のどこかに繋がる力をくれる世界となっています。
アイドルアニメに必須とも言われる派手に歌ったり踊ったりがなかなかない、彼らの日常を大切に切り取ったドキュメンタリー。
でも、たった1度だけ、最終話の26話で彼らの専用劇場である「ハリウッド東京」でライブをしている姿を我々にみせてくれました。
ただただ、本当にライブを1話通して全力でみせてくれたのです。
実際のセットリストも存在し、フルライブではあるのですが、TVアニメとしての放送ということもあってCMを挟んだ間に時間が飛んでいます。
その間にはきっと他にも数曲が披露され、とても盛り上がったのだろうと予想されます。そして、さらに盛り上がったであろうアンコールに関しても、我々のいるこの世界では放送されていません。
その、我々にとっては空白だった時間を、彼らのファンの皆さまと一緒にこの世界に具現化させ「少年ハリウッドのフルライブに行きましょう」という志高い目標のもと、クラウドファンディングを行わせていただきました。
冒頭でお伝えしたように、想像を超える圧倒的なご協力を頂き、どこかで少年ハリウッドのお話しをすると「あのクラウドがすごかったアニメでしょう? 観てみたい」と言って頂けることも増えました。
みなさまのお力は、制作費だけではなく、彼らを知っていただけるきっかけをも作ったのです。
みなさまから頂いたその圧倒的お力は、リターンの経費、そしてクラウドのサイトであるマクアケさんへの手数料を除き、余すことなくすべて制作費に使わせて頂きました。
なぜ、そんなに制作費がかかるのか。
それは、彼らのライブにはCGを使わないからなのです。メンバーそれぞれの個性を大切にし、丁寧に命を吹き込む為、たくさんの人の力と時間が必要です。膨大な時間とマンパワーにより、彼らは我々の目の前で歌って踊ることができるのです。
無謀であるとも言われた、前代未聞のこのライブ。
人が手で描いたパワーを重ね集めて命を注ぎこまれた彼らのライブは、とてもリアルで、唯一無二のきらめきを放っています。
アイドルファンでなくとも、少ハリファンでなくとも、必見です!
たくさんの方々のそれぞれの大切な思いが、こんなことを可能にしたんだという瞬間を知ることは、きっとどんな皆さまにも勇気を持って頂ける、人生を明るく前向きに進める力になると思います。
どうして少年ハリウッドのファンは、こんなに少年ハリウッドが好きなのか。
どうして少年ハリウッドのファンは、ここまでして彼らが歌って踊る姿を観たかったのか。
今回の上映会は、それがわかる瞬間にもなると思います。
クラウドファンディングにご協力下さった皆さま、そして、すべての少年ハリウッドファンの皆さま。
本当にありがとうございます。
皆さまが命をわけて下さり、ここまで連れてきて下さった少年ハリウッドが、いよいよこの世でフルライブを行います。
どうか、ご自分のことも、彼らのことも、今まで以上に堂々と誇りに思い、胸を張ってその日をお迎えになって下さい。
その日が、彼らの未来を照らすきっかけになるよう、最高の2日間にしましょう。
そして、これから少年ハリウッドに出会う皆さま。
アイドルやアニメにそこまで興味がない方へも、少年ハリウッドはどんな角度からでもみなさまに寄り添う自信があります。
そして、これまでの彼らを知らなくても楽しめる作品となっています。
どなたさまも、ぜひいらして下さい。
思いは伝わるんだ、世界はかえられるんだというお気持ちになれる時間、何より楽しい時間がそこには待っています。
楽曲を知らなくても、男性でも女性でも、どんな世代の方でも、お楽しみいただけます。
普通に、アーティストのライブに足をはこばれる感覚で気軽にいらして下さい。
中森明菜『北ウイング』や、上田正樹『悲しい色やね』、杏里『悲しみが止まらない」、などなど、多数のヒット曲を手がけたヒットメーカー林哲司さんがほとんどの楽曲を手がけるなど、の楽曲製作陣も大変豪華です。
当日は、私も伺わせて頂き、皆さまと一緒に歴史的瞬間を迎えたいと思います。
一同、心よりお待ち申し上げます。
最後に、お時間ある方、お手すきの方、どんな形でもいいので彼らのことをほんの少しでもいいので話題にして頂けますと嬉しいです。
もう、きっとして下さっているとは思いながらも、彼らがこの世界に降り立つ瞬間を、ひとりでも多くの方に知って頂き、華やかなものにできたらという思いから、改めてのお願いをお許しください。
たくさんの皆さまが育てて下さった少年ハリウッドを、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
橋口いくよ
少年ハリウッド第26話 完全版完成披露上映イベント
いよいよ開催!
2018年 2月24日 / 25日 全4回の上映
<一部完売の回ございます>