この前

テレビで

イタリアのレストランの

美味しそうなカチョエペペが

紹介されていた。


今まで一度も食べたことがない

カチョエペペ。


胡椒とチーズのスパゲッティ

らしい。


気になるものには

すぐに挑戦したくなる性分なので

本物を食べたこともないのに

次の日に作ってみた。


この野心は

アロハ萌えを書き始めた

シュリンプスキャンピ時代から

かわってない。


あの時みたいに

本物がどういう味か

わからないまま

今回も想像で作った。


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想像料理っていうか

妄想料理は

相変わらず

すごくよくできて

美味しかった。


ちょっとザラっとした

パスタを使ったのも

チーズがからんでよかった。


羊のチーズを使うらしいが

なかったので

青カビ系を使い

パルメザンも削って使ったし

たっぷり散らした。


正しい味は

していないかもしれないが

この満たされた気持ちは

本物を食べた時以上のものに

違いないと思うのであります。


それから

さきほど妹と話していたら

大量にトマトが採れたので

明日トマトソースを作るという。

そして数日後に

送ってくれるという。


それを聞いたら

トマトソースが待てなくなり

家にあるトマトでパスタを作った。



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大盛り。


勢いで

カラスミをのっけた。

当然美味しい。


これで

落ち着いてトマトソースを待てる。


昔から

こういうこところは

せっかちというか

気になったことはすぐにやりたい派。


小学生の頃

お人形のお洋服が

どうしても欲しくなったら

数分後には縫い始めていたし

中学生になると

テレビのアイドルの衣装が

どうしても欲しくなり

どんなに田舎に住んでいても

乗り物を乗り継いで布を買いに行き

型紙もなく

テレビを見ながら

布をジャキジャキ切って

見た感覚だけで

ドレスを縫ったりしていた。


それがまた

なぜかほんとうに良くできて

身内にうっかり見られて

本当に自分で縫ったのか?

買ったんじゃないのか?

みたいなことを言われたことがある。


疑われるのが嫌だったし

テレビの中の衣装が欲しくて

本気で縫ってみたという行為を

人に知られたくなくて

縫ってはひとりでこっそり着てみて

静かに隠し

また時々着て

歌って踊ってみたりして

そしてまた隠していた。


家庭科のエプロン作成とか

そういうのは

ぜんぜんすすまなかったことを思えば

アイドルのドレスが着たいという

「気持ち」が奇跡的な力を

発揮させてくれていたんだと思う。


それからしばらくして

セーラー襟に凝った時には

なんでもセーラー服にしたくて

セーラー襟だけひたすら縫っていた。


それらを普通のTシャツとかの上から

かぶると

セーラー服になるのだ。


つまり

つけ襟的なこと。


なんか今

またあの頃と同じような

感覚が戻ってきています。


あの

いてもたってもいられない気持ちには

なにものにもかえがたい

豊かさが広がっている。


自分を感動させてなんぼ。




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