ゆうべ
あるレコード会社の方と
打ち合わせをしていたら
隣の席の
外国人の方たちに
声をかけられた。
そのスカート可愛いね！
って。
話をしていたら
スペインの方たちで
お仕事は
映画とかのスタイリストの方（女性）と
イベンターの方（女性）と
大使館の方（男性）だった。
一緒にいた日本人女性の方が
訳してくれたりしながら
話はあれこれ盛り上がった。
イベンターの方は
私の大好きな
ペドロアルモドバルの映画に
出てくる女優さんみたいに
声も超絶セクシーで
セックスアンドザシティの
サマンサな雰囲気もあった。
職業もサマンサと同じだし。
首にまいているマフラーを
これ気持ちいいでしょって
触らせてくれた時
すっごいいい香りしたから
いい香りですと伝えたら
シャネール
と
ハスキーボイスで
うっとり言われ
くらっとした。
もちろん
そのセクシーさに
くらくらしていただけでなく
他の話もしたりして
そのうちお互いの仕事の話になり
これはいい縁ですねって
名刺も交換して別れた。
たった一枚のスカートから、ね。
って
通訳をしてくれていた方が
別れ際に言った。
ほんとそうだ。
人生なんて
たった一枚のスカートが
出会いを連れてくることもある。
レコード会社の方と
打ち合わせしていたお話も
この出会いから
大きなヒントをもらった。
いや
この出会いなかったら
出てこなかったでしょって
アイデア。
私たちは日々
何を着て出かけるか
何を食べにいくか
毎日毎日
いろんなチョイスをしながら
生きているけど
その積み重ねが
人生を作っているっていう
実感を得られる出会い。
それって
当然のことなのに
日常に馴染みきってて
忘れがち。
もちろん
忘れてるからこそ
自然にいい出会いや
流れがやってくることも
あるわけで
そういう意味で
昨日は
スパイスみたいな日
だったんだな。
しかし
メールしてよ。
ここにね！
英語できる？
って訊かれ
うん……。
ちょっと。
って答えちゃったよ。
帰り際も何度も
メールちょうだいね
って言ってくれてた。
うん！ うん！
って答えた。
大人の約束じゃいけないよ。
頑張って書いて
エイ子ちゃんに
添削してもらおう。
たのむよエイ子ちゃん。
イネスと
メールのやりとりした時も
助けてもらったんだった。
そして本当に
これは
何年も言ってるけど
ちゃんと
英語のレッスンを受けよう。
それにしても
ペドロアルモドバルって
スペインじゃ黒澤ポジション
ということを知った。
そして
いまだ
ペドロアルモドロバルなのか
ペドロアルモドーバルなのか
ペドロアルモドバルなのか
どれが正しいのかわからない。
昔、日本じゃトロバルって言ってた時代
あったと思う。
とにかく
近々作品をまた色々見よう。
そんな気持ちになった。
スペインかあ。
ペネロペみたいになりたいわあ。
ブロンズの肌でさあ。
とか、想像してたら
あなたは
まずとにかく焼けなさい
そのほうが何倍もきれいになる。
間違いない。
…と言った
イネスからの教えも
いろいろまた思い出してきた。
（イネスコーディネートの橋口）
前にものっけたけど
これスタイリングも撮影も
ミスユニバースジャパンを
世界一にしたあのイネス
っていう贅沢さなのでした。
しかし、私、今よりまあるいね。
あなたはこれでいけと
言われたんだった。
でもスクールガールっぽい服も
着続けたい。
ということで
制服着た
イネスの教えも守る
ペネロペみたいな人に
なってみるとする。
やることいっぱーーーい。
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