想いをぶつける | Kizuki Forest〜気づきの杜〜

Kizuki Forest〜気づきの杜〜

京都、舞鶴を拠点に植木屋をしています、増茂です。

昨日は『とどけ!ふくしまへ!』という反原発・支援コンサートがあり、

バンドのメンバーと一緒に出演してきました。

コンサートにはおよそ100人の方が集まってくださり、

その方たちの前で演奏させていただきました。

ライブ



僕が今一緒に活動しているバンドでは、メッセージを大切に唄っています。

福島の事故のあと、たくさんの方がこれまでの暮らしを

見直すことになったと思いますが、

僕を含め、メンバーのみんなも同じで、

原発のことや福島のことを音楽を通して伝えています。


僕はアフリカのドラム‘ジェンベ’という楽器を叩いています。

こんな楽器です↓

ジェンベ


3曲演奏したのですが、最初の曲は当日に音合わせをした曲で

僕もどういったリズムを刻めばいいか模索しながらで、

『ちゃんとあわせなきゃ』

『音がはずれないようにしなきゃ』

といったことばかりが頭にあって、

リズムをとることに必死で太鼓を見ながら下を向いて演奏していました。


途中でそのことに気づいて、

前を見て演奏することを心がけるようにしました。

2曲目、3曲目とボーカルの村上さんの想いが爆発し、

それに感化され、僕も思いっきり演奏しました。


その時感じたのは、頭で考えてるときと

思いきった感じのまま演奏するときの違いです。

僕は演奏中、頭で考えることがよくあります。

『もっとこんな感じがいいか』

『うまくあってるか』

『テンポは乱れてないか』

よく気にしてしまいがちです。


思いきって演奏してしまうと、それだけで、叩く音に違いが現れるように感じました。

スカッとした音というのでしょうか、切れのある音が出てきました。

想いを楽器を通して伝える上で、

聞き手の心に響く何かを伝えるには

上手い下手を超えて、

自分の想いをぶつけることが必要なのかなと感じました。

もちろんスキルを身につけることで表現の幅は大きくなります。


ちゃんとあわせなきゃとか、

奇麗に上手に叩かなきゃとか、

そんなことばかり考えていましたが、

音楽を通じて大切なことを伝えていくうえで、

想いのままに表現してみることの大切さに気づかされました。


そして、前を向いて演奏するのは気持ちいい~♩

なんて言うんでしょうか。清々しい感じです。


これは普段の生活の中でも僕が注意していることで、

ついつい下を向いて何か考えながら歩いてたりする時に

気づいて、上を向くようにしています。

悩んでいる時も上を向いて悩むと

いい答えが出てくると聞いたことがあります。

下を向いて歩くか、上を向いて歩くかで

人生も大きく変わってゆくでしょうね。


それにしても、自分の表現するもので、

人に何かを伝えれることができるのは

とても嬉しいもんです^^

また次のライブが楽しみになりました♩



Mahalo