LOWE’S の園芸店に行くと
“ピンク・ジャスミン” が
山ほど並べられており、
思わず
その香りに釣られて、
まだ花の咲いてない
小ぶりな ポット を買ってまいりました。
ピンク・ジャスミン
我が家の通りに面した金網の フェンス に、
何か蔓(つる)性の花を植えたいな
と思っていたのですが、
この “ピンク・ジャスミン” は
あまりにも可憐なので、
上手く育てる自信もなく、
とりあえず小さいものを買って
様子を見ることに…。
私の ジャスミン への イメージ は、
もう少し丈夫そうなものだったので、
調べてみると、
ものすごく奥が深い…。
そもそも
ジャスミン とは、
モクセイ科・ソケイ属 (ジャズミナム)
の総称であって、
数百種類もあること。
しかも、
その学術的分類とは別に、
蔓性で香りのある花に
“○○ジャスミン”と名づけられているものが
いっぱいあるそうです。
マダガスカル・ジャスミン (ハワイ名カリヒ)
そういえば、
ハワイ 時代の庭の フェンス に咲いていたお花も、
マダガスカル・ジャスミン (ガガイモ科キジョラン属) でした。
また、
いたるところにあった ピカケ (モクセイ科ソケイ属) も、
英名を アラビアン・ジャスミン と言うそうです。
そういえば
「普通のジャスミン は夜に香るけど、
ピカケ は朝に香るので、
レイ にするときは朝に摘むのよ」
と言われたっけ…。
いつも花の香りに包まれていた
ハワイ のやさしい空気が
懐かしく思われます。
そんな香りに包まれた庭にしたいと思い、
ついでに、“ラベンダー” にも惹かれて、
紫のものと白のもの
を買ってみました。
だけども、
ラベンダーもいろんな種類があって、
奥が深い…。
この紫のもの(写真上)は、
おそらくスペイン や 北アフリカ などの
温暖なところに分布する
デンタータ・ラベンダー系
と思われます。
鋸型の葉っぱも特徴だそうです。
一方、
白い花の方は、
フレンチ・ラベンダー系 の
ストエカスアルバ という種類
だと思われます。
とにかく
これは香りが強かったので
買ってみたのです。
暑さには比較的強い
と書いてあったので
ホッ としました…。
ハワイ ではほとんど放っておいても
草花がよく育ちましたが、
乾いた気候の ロサンゼルス では
どうか…?
ものぐさな自分なので、
買ってから
ちょっぴり心配しています。