文京区の護国寺に
用事があって出かけたついでに、
“音羽御殿”で知られる
鳩山会館 を
見学してまいりました。
この音羽の
小高い丘の上に
鳩山家の洋館が姿を現したのは、
関東大震災後の
大正13年のことで、
今の総理のお祖父さん、
故・鳩山一郎氏が
建てたそうです。
一郎氏が首相当時、政治の舞台となったお屋敷
一郎氏は、
戦後、自由民主党を創設し
総理大臣を務めた方で、
今の総理のお父さん・威一郎氏は
元外務大臣、
さらに
曾祖父の和夫氏も
元衆議院議長をされるなど、
鳩山家は
四代にわたる政治家の名門家系です。
2月のこの時期、
お庭には
梅や椿や チンチョウゲ の花が
咲いていたけれど、
桜の木がたくさんあったので、
桜の季節が
いいかもしれません。
ともかく
目立ったのは、
お屋敷の各所にある
ハト、はと、鳩の
モチーフ…。
ステンドガラスや窓の鉄格子にも
ハトのモチーフがあり、
何だか幸せ…。
“友愛”という書が
掲げられていましたが、
とても温かなご家庭だったのではないかと
思いをめぐらせてきました。
ともかく私も、
音羽御殿とは言わないまでも、
もう少し広いお家に
住みたくなってしまいました。