常夏から 帰国 して以来、はじめての 雪 に見舞われました。
何だか 嬉しくなり、いい年 をして、
積もったばかりの雪の上を
スキップ してはしゃしで見たりしましたが…。
…やっぱりさぶいですぅ~!
さて、
北陸 の代表的 な 冬 の 味覚 は、
ずわい蟹、寒ブリ、等など、新鮮 な 魚が目白押しです。
実家近くの橋立港でおいしい 蟹 と ぶり を食べさせてくれるところがあります。
ここは、かつて 北前船 で 繁栄 し、
今は ずわい蟹 の 水揚げ港 として 有名 な 漁港 です。
ずわい蟹 は、
日本海 に 季節風 が吹き出す
11月~翌年3月頃 まで 水揚げされ
沿岸 は 蟹漁 に出る 底曳網漁船 で活気づきます。
私の 故郷石川県 では、
雄 を 「ずわい蟹・加能蟹」 と言い、
雌 を 「香箱蟹:コウバコガニ」 と言います。
ズワイ蟹 が 解禁 になると店内の 鮮魚ケース や 大型の水槽 が 蟹一色 になります。
ずわい蟹 の 漁期 は、11月6日 から 翌年3月20日迄 ですが、
雌 の コウバコ蟹 は 1月6日 までと短いです。
産卵 する 雌 を 保護 し、
蟹 の数を減らさないようにするためだそうです。
外国 や 北海道 では
雌 の 漁獲 は全面的に禁止されていて、
今ではとても 貴重 なものとなっているようです。
橋立漁港 では 港 を出てから 十数時間 で 帰港 し
セリ にかけられるため
蟹 の 鮮度 を 落とす事 はないそうです。
解禁後 は、
新鮮 な 蟹 を求めて 毎日沢山 の方が
橋立 に訪れるそうです。
ここで、美味しい 蟹 の見分け方を。
店頭 で並べてある 蟹 の第一条件は、
腹側 を見せてあることだそうです。
観光地 や一部のお店では
甲羅 を上に向けて並べてあるのをよく目にしますが、
それは間違いだそうです。
見た目は綺麗に見えても、
甲羅 が上になっていると
中の ミソ が身の中に流れ込んでしまい、
せっかくの ミソ が台無しになってしまうそうです。
腹側 を見せて売るのが 第一条件。
腹 の 色 はあまり 白すぎても赤すぎてもダメで、
あめ色 がかったものが良いそうです。
そして、同じ大きさの 蟹 だったら
手で持ってみて重くて、
甲羅 の 堅い蟹 がお勧めだそうです。
蟹 にもそれぞれ個性があるんですねー。
甲羅めし と、寒ぶり
橋立漁港 には、捕れたての 魚 を
食べさせてくれる店が軒を連ねています。
美味しい “甲羅めし” を食べさせてくれる、
お店もあります。
“甲羅めし” とは、
コウバコ蟹 を 丸ごと 一匹 ご飯 にまぜ、
酢醤油 をかけて、豪快に頂く 漁師料理 です。
お店の人が、蟹 を目の前でさばいてくれました。
ここでは、お店で注文した
蟹 や 魚 をその場でさばいてくれ、
二階 の 割烹 で頂けます。
蟹 の 味噌 と、
内子 の何とも言えない 香り が
食欲 をそそります。
甲羅めし
獲れたての 蟹 を、豪快に ご飯 に混ぜて頂く!
最高です!