ガードマンに叱られた私… | フィリピン大好きo(^o^)o

ガードマンに叱られた私…

フルムーン旅行を締めくる前に思い出した事があります。


それは、なにかと言うと…



フィリピンの映画館の中って、大騒ぎなんです。

楽しければ大笑い、怖ければ大絶叫なんです。


日本の映画館では、子供向け以外は

どんなジャンルでも音を出さないように静かに鑑賞しなければなりません。



せっかくフィリピンにいるんだから映画を観なくっちゃニコニコ


そう考えた私は、その日の予定をすべて終え

ホテルの部屋でNHKを観ていたダンナさんを映画に誘いました。


『 ねぇねぇ、すぐ近くに映画館があるんだ。見に行こうよ♪』

『 その映画、日本語か?』


『 それは、ちょっと・・・ 』

『 じゃあ、オレ行かない。オマエ行ってくれば 』


ダンナさんにフィリピンの夜の1人歩きが危ない話を

教えていなかったので、引き止められる事はありませんでした。


『 じゃあ、11時くらいまでには帰ってくるね~♪』


私はコレ幸いと、近くの映画館へ出かけました音譜

途中、ホテルのガードマンに声をかけられました。


『 Ma'am どこへ行くんですか 』

『 エへへ、映画をみに♪』



この時の上映中の映画はTAKE THE LEAD でした。


TAKE THE LEAD


2階席のチケットを買い、ルンルンしながら入館しました音譜




ガァ~ン!! 


観客が1人もいません。

2階から1階席を覗きましたが、1階にも誰もいません。


どうしよう…、観ないですぐに帰ったらダンナさんに変に思われる…ガーン


仕方ないので、観る事にしました。

この映画は、ストリートで踊っているチョイワルの高校生達に

プロの社交ダンサーが社交ダンスを教えて更生させ

最後には大きな大会に出場する、心温まる楽しい映画でした。

ダンスも素晴らしくて良かったのですが…


なんせ、誰もいない館内です。

まわりは真っ暗で、時々巡回してくるガードマンが強盗に見えるし

映画に集中できるわけないし

本当だったら、PINOY達の笑い声の渦の中で映画鑑賞していたはずが

ホラー映画でもないのに、怖くて怖くてドキドキしながら観ていました。


やっと映画が終り、立ち上がると

ガードマンが足元を照らしにきてくれました。



その後、映画館からホテルまで歩いていると…

向こうから、懐中電灯の明かりが近づいてきました。


誰だろう?怖っ!!((((((°°;)


ホテルのガードマンでした。


『 Ma'am!! あなた 1人で映画館に行くと言って出かけたから

 帰ってくるまで心配していましたよ。

 ここはフィリピンですからね、気をつけてくださいよ!! 』

『 ごめんなさい 』



私、ホテルのガードマンに叱られちゃいましたガーン


もちろん、この話はダンナさんに内緒ですあせる