嬉しかった出来事♪ | フィリピン大好きo(^o^)o

嬉しかった出来事♪

私の所属する団体は

毎年1月にマニラへ募金、医療品、衣類などを届けています。


支援物資


先日、以前に物資を集めるため声をかけた友人の

そのまた友人の親御さんから衣料を頂きました(衣装ケース6箱も)

しかも50kmほどの距離を、わざわざ届けてくれたのです。

さらに、私にまでお宅で採れた山ほどの野菜をくれましたニコニコ

(この方とは、初対面です)

しかし…

荷物を開いてみるとビックリショック!

殆どが秋冬物の厚手のワンピースや長袖衣類でした。


物資


せっかくのお心ですから、どうにか役に立てたい…


一緒に2度、マニラへ行った友人に相談しました。

相談の結果

オークションとフリーマーケットでお金に換えて募金しようと決めました。


頂いた物の中には、わずかですがシミが付いているものがあり

値段を付けられないものがありました。

それらは、捨ててしまうのも忍びないので

落札者の荷物に、勝手に入れて送ってしまいました。

同サイズの物なら、役に立ててくれるだろうと思ったのです。



入金も済み荷物が届いた頃、お礼のメールを頂きました。


私は、落札者の方(Aさん)に

このオークションは募金を集めるためだった事や

シミが付いていて失礼だけど使ってくれたら嬉しい事などを話しました。


間もなくAさんからメールが届き

"小額ですが皆さんの仕分け作業の時のお菓子代にでも…"

と、お金が送られてきましたあせる


Aさんのあえて"皆さんのお菓子代に"とおっしゃるさりげなさに

感動したり、感激したり…


私達は美味しいお菓子をお腹一杯食べるよりも

Aさんの優しいお気持ちで、心が一杯になりましたニコニコ


もちろんAさんのお金は、しっかりとマニラへ届けます!!



Aさんは学生時代、フィリピン人の神父様とご縁があったそうです。




以下、Aさんからのメールを勝手に一部抜粋しますあせる



フィリピン人の神父さまが、当時、わたしたちに、いろいろみせてくれたんです。
たとえば、バナナ工場での労働風景とか。
バナナを日本に輸出する専門の工場。
そこで、輸送する間あまりわるくならないようにするための

液体かなにかにつけるんですけど、
働いてるひとたちの手も、それにやられて、すごくぼろぼろになっちゃってるんです。
貧しいから、手を保護するための手袋とかを、買うことができなくて。
そういうことをなにも知らなかったので、びっくりしたし、コワクなりました。

日本で、いろんなものが「安い!」のには、
賃金の安い国で手をぼろぼろにしているひとたちがいるからなんだなぁ、と
それ以来、いつも思います。

たのしい・不思議な出会いをありがとうございました!
いただいたパジャマを着せるたびに、きっと、不思議なご縁を思い出すでしょう。



先日"バナナと日本人"を読み終えました。

ミンダナオのバナナ農園について、かなり詳細に描いていましたが

Aさんのお話で、さらに理解する事が出来ました。



Aさんへラブラブ

私のほうこそ、大好きなバナナを食べるたびにAさんを思い出すでしょう。

文章に書き表せないほどの、嬉しい気持ちで一杯ですラブラブ