今朝は少しゆっくり、寝そべって、晴天の空を見あげ、窓の外の緑を眺めていました。6時台はまだ涼しい風が室内に入ってきます。蝉が飛び込んできました。びっくり。でも、すぐに外に出でいきました。
外の木々には蝉が止まっていたり、飛んだりして、いそがしく鳴いています。木の成長と、蝉の一生について、少し考えをめぐらせていました。
そこで疑問がひとつ浮かんできました。蝉は幼虫として、地中で七年、もしくは十年ほど過ごすといいます。蝉の幼虫は地下で何をしているのかな、ということです。じっと動かずにいるのかな、退屈ではないのかなと少し心配になります。
ネットで検索してみました。Hatena Blogセミの幼虫が土の中で過ごす理由と知られざる生態(2025/07/16) からの抜粋です。
セミの幼虫は、木の根から樹液を吸って成長します。セミの幼虫は種類によって異なりますが、通常3年から7年、長いもので10数年も地中で生活することがあります。この期間に体を作り、脱皮を繰り返して成虫になる準備をととのえているのです。
地中にいる間、セミの幼虫はただじっとしているわけではありません。木の根から樹液を吸い、栄養を摂ります。成長に合わせて何度も脱皮を繰り返します。必要に応じて、養分が多く摂れる場所、根っ子を求めて移動することもあります。地表近くは温度の変化が大きいため、幼虫はある程度の深さにいることで温度変化から身を守っています。夏場は深く潜り、冬は浅いところにいることもあるようです。土の中でも意外と活動的なのです。
何年も土の中で育ったセミの幼虫は、夏になると、地上に出て成虫になり、いま私たちのまわりを元気に飛んでします。
成虫となって、地上で生きている時間は10日~1か月といいます。最近は、毎日のように、セミがひっくり返って、その時をじっと待っているのを見かけます。潔いです。その横を通るときはそっと通っているのですが、突然鳴き出して、びっくりさせられます。
セミの幼虫が地中にいる間も、活発に活動していることを教えていただき、ほっとしました。
お盆期間中でも、お葬儀のお勤めがあります。ここ数年、寺内での合同法要は、長丁場なので、元気な僧侶方にお任せすることにしています。15日、16日の両日は、たくさんのお方がご来寺されます。寺務所の中から、お檀家さまのお姿をうれしく拝見させていただいています。合掌