私たちは何ができるのでしょうか
社会的情勢に関するお話しは、ここでは慎むべきなのですが、皆さまも心配されている通り、各地で生じている、暴力による紛争に対して、私たちには、何ができるのでしょうか。
だれも、どんな国も、自分の国、自分のことを敵として考える者はいない、ということをどうして、信じようとしないのでしょうか。
相手が敵性的であるから、こちらも軍備を準備し、そして何らかの行動にでる、ということでは、暴力による紛争は絶えないことくらい、みんな知っていることではないでしょうか。
また、まわりの国も、自国それぞれに経済的な問題を抱えていること、そして為政者と呼ばれる立場にあるお人たちが自分のこと、自分の立場の維持拡大だけを考えているから、そして私たちもそれを望んいるから、積極的、そして平和的に紛争に関与することをしないようです。
私だって、これから飲む薬を、間違えないように気にしているだけです。
私たちには、何ができるのようでしょうか。
ここ何年も、心晴れ晴れ、両手をあげて、こころからうれしいな、と思えることは何一つもありません。それはお釈迦さまも同じだったのでしょうか。