本日二件目のご法事は、満中陰・納骨でした。お寺には合祀墓の施設があり、そこにお納めいたします。
家族さまのお住まいは、ご長男さまが東京都小平、ご長女さまは埼玉県大宮、いずれであっても、お寺からは遠く、車でも2時間ほどでしょうか。
納骨に際し、安心していただけますように、少しお話しをしました。お寺にお骨をお納めしていただくことには、二つの安心があります。
お寺の大本堂には、お寺の過去帳があり、お寺の納骨されているお方のお名前が、日付ごとに記載されていて、月ごとのご命日には、お名前をお読み上げし、読経でもってご供養いたします。一つの安心材料です。
もう一つは、さきほど『舎利礼文』という短いお経をお唱えしましたが、皆さま方とご縁のあるお方のお骨をお寺がお受けするということは、いずれのお方のお骨であっても、皆等しくお釈迦さまのお舎利さま(「釈迦如来真身舎利」)としてご供養する、ということなのです。これが安心材料なのかといえば、それまでなのですが、読経の功徳は毎日をお届けできます。これで、ご安心していただけます。でも、ときどきは、お寺に足を運んで、お母さまのご供養を通して、皆さま方も仏縁を結び、深めていただきますよう、お願い申し上げました。
『舎利礼文』については、いつかちゃんとお話ししなければと考えています。