Bluetoothのキーボードは一台だけならおすすめしなかった理由 | なくしていく優しさ

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届かない想い

一時的なノートパソコンの延命で、キーボードを追加するのに

Bluetoothは避けた方が良いよという理由を詳しく説明しなかったのが、良くなかったかな・・・

普通に販売されている商品なので、メリットはもちろんあるんだけれど・・・

パソコンに詳しくなると積極的に使ってる人は少ないと思う。

パソコンに詳しくない人に最初からいろいろ説明するのは、

かえって頭が痛くなるかなと思ったんだけれど・・・

やっぱり説明したほうが良かったんだろうなぁ・・・

 

Bluetoothのキーボードのメリットは言うまでもなく、USB端子を塞がないことだ。

有線や、無線のキーボードは1個ないし2個端子が塞がる。

 

ただそのほかはメリットよりもデメリットの方が多いんだよね。

使っていて多分すぐにわかるはずなんだけれど、ちょっとした遅延が起きる。

とくに最初の一文字や、スリープからの復帰時の違和感が出てくることが多い。

昔よりは改善されているとはいえ・・・それは直ることのないBluetoothの弱点だ。

Bluetoothのスピーカーを使ったことがある人なら、

最初の1音が切れてることがあることに不満を持った人も多いのじゃないかな。

 

いろいろ他にもあるデメリットの中で一番のものは、

OSが起動している時にしか使えないということだ。

要は、一般的にwindowsが起動してるときにしか使えない。

どういうことかというと、BIOS画面では使用不可ということになる。

有線も、無線のドングル式のキーボードもOSが起動していなくても繋いでさえいれば使用可だ。

自作PCやデスクトップPCを使っている人にとってこれは大問題になるのと

ノートパソコンでもキーボードが壊れてる時だとBIOSがいじれないことを意味する。

自作PCだと組み立て途中で、OSを入れる前にBIOS画面での設定ができないとかなり困る。

自作に限らず、ハードディスクそのままでOSの書き換えは良いけれど

ハードディスク、SSDを交換したり、OSの入れ替え、クリーンインストールなどはやはり困る。

Windows10が使えなくなることにより、これから増えるだろうLinuxへの乗り換えとかね。

 

なので、有線か無線のドングル式のキーボードが一台あって、

USBをふさぎたくなくて、普段はBluetoothのキーボードを使うっていうのはありなんだけれど

これから自作PCを作る予定がある場合は、

最初は有線か無線のドングル式のキーボードが必要になるのでもう一回買わないといけなくなるんだ。

 

それと・・・Bluetoothのキーボードで一時的にしのぐくらいなら

実はDAISOでも1000円でフルサイズのまあまあ評判の良いBluetoothのキーボードがあるんだよね。

 

電気屋さんでパソコンを買うことをお勧めしないのは

コスパ的に高いというのが一番の理由ではあるんだけれど

店員さんが、基本的にパソコンの初心者さん相手の商売だから、手を抜くからなんだよなあ・・・

デメリットを言うことはもちろんしないし、デメリットすらお客はわからないだろうと思ってるしね。

パソコンとスマホと車はある程度知ってる人と選んだほうが無難な気がするなあ・・・

勿論、お金に余裕がある人はこの限りではありません。