ジャニーズ事務所というのは乃木坂に在って、近くを通りかかった人の話では毎日煌々と明かりが点いていたということだ。多分会議室だったのだろう。

 

  あの辺りはよく通った。広い通り沿いには無いが、通り沿いからよく見える所に建っている。

 そこで今後どうするか、記者会見をどうするかが延々と話し合われたと思う。

 
 社外取締役など招聘していたようだが、今更こんな会社に入る人物がどんな人か分かるだろう。

 会社というものは株式を持ってる者が実質トップだ。その人間の考えが全てだ。それに連なる幹部が、トップに真に有益な意見表明などするものだろうか。

 会議中も幹部はここを辞めて何処へ行くかを主に考える。従業員も同じだ。


 こういう場合の原則:泥舟は結局沈む。残っていい事など無い。





  私のいた企業が倒産する約一年前のことを思い出す。会見はあったが、内容は特に無く、これまで通りというものだった。

 長時間話し合った結果がこれかよ、、、、、というもの。そういうことになるというのは経験からもよく分かる。